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新型コロナウイルスの影響で運休が続いていた佐賀空港(佐賀市)と中国・上海浦東国際空港を結ぶ定期便が6日、3年7か月ぶりに運航を再開した。佐賀空港の国際線定期便としては4月の台北(台湾)便に続いて2路線目の再開となる。
この日、111人を乗せて午前11時頃に到着した機体を、消防車両の放水で出迎えた。到着ロビーでは佐賀県職員らが、有田焼の爪切りや銘菓の丸ぼうろなどが入った袋を降り立った乗客に手渡して歓迎した。
空港で開かれたセレモニーには山口知事や中国駐福岡総領事館の成岩・副総領事らが出席。山口知事は再開を喜び、「佐賀空港を一つの拠点に、日中友好がますます深まるのを祈る」と語った。その後、出席者たちでテープカットした。
佐賀―上海便は中国の航空会社「春秋航空」が月、水、金曜に各1往復する。また、8日にはソウル(韓国)便も運航を再開する。