鉄道各社連携のアプリ始動 万博見据え利便性向上

スマートフォンのアプリ「KANSAI MaaS」の画面
スマートフォンのアプリ「KANSAI MaaS」の画面

関西の主要鉄道会社7社などでつくる「関西MaaS(マース)協議会」は5日、乗り換え経路の検索や観光施設の電子チケットの購入などができるスマートフォンのアプリ「KANSAI MaaS」のサービスを始めたと発表した。鉄道各社の情報を一括で把握することが可能で、2025年大阪・関西万博に向けて観光客らの利便性を高める。

アプリでは、運行状況の確認や、各地の観光のモデルコース、宿泊施設の情報などを知ることができる。観光施設のチケット購入の際には、アプリ内で決済もできる。現在は日本語対応のみだが、万博開催までに他の言語での対応も検討している。

協議会にはバスやタクシー会社など57の事業者も準会員として入会しており、今後は各社の連携を強化して、アプリの機能・サービスを拡充する。

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