やっぱり夏はハワイ…成田便、満席続出 「ウミガメ」も週10往復に

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ホノルル便に搭乗する旅客にペンライトを振って見送る全日空の地上係員ら=千葉県成田市の成田空港で2023年7月21日午後7時28分、中村宰和撮影
ホノルル便に搭乗する旅客にペンライトを振って見送る全日空の地上係員ら=千葉県成田市の成田空港で2023年7月21日午後7時28分、中村宰和撮影

 やっぱり夏はハワイ――。成田空港を発着する米ハワイ・ホノルル便が好調だ。満席に近い便が続出し、航空各社は運航便数を増やしている。新型コロナウイルスや円安、物価高などの影響で日本人の海外旅行需要は回復途上だが、定番の夏休みのハワイ旅行は人気が復活しつつある。

 21日夜、機体にウミガメの塗装をして「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」の愛称で呼ばれる全日本空輸の超大型機A380(総2階建て520席)が2機、相次いでホノルルへ向けて飛び立った。旅客は514人と499人でいずれもほぼ満席だった。

 新型コロナの影響で旅客が減少し、一時、運航を休止していた。2022年7月に週2往復で再就航し、この日、運航便数が感染拡大前の20年3月以来となる1日最大2往復で週10往復に戻った。搭乗口で地上係員がほおにウミガメのシールを貼って新商品のウミガメのキーホルダーを販売し、駐機場では約40人がペンライトを振って出発便を見送った。

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