東武鉄道は、浅草と栃木県の日光・鬼怒川エリアを結ぶ新型特急「スペーシアX」が7月15日から運行開始するのを前に、報道関係者向け試乗会を開催。参加者からは「ホテルに来たようだ」との感想も聞かれた。
車内の座席は、普通席に当たるスタンダードシートに加え、前面展望が楽しめる豪華な個室や半個室など6種類ある。日光金谷ホテルなどの内装から着想を得たという「コックピットラウンジ」にはカフェカウンターが設けられ、クラフトビールやコーヒーを味わえる。
試乗は浅草―東武日光の約2時間。座席は柔らかく、カーブ区間でも揺れはあまり感じないため、日光までののどかな景色をゆったりと楽しむことができた。
スペーシアXは、現行の特急「スペーシア」の後継モデル。浅草と東武日光、鬼怒川温泉間を毎日2~4往復する予定という。