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ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)は2日、予約を受け付ける外部サイトに不正アクセスがあり、サイトを通じて予約した人の個人情報が流出した恐れがあると発表した。サイト利用客には、個人情報を盗んで悪用する「フィッシングサイト」に誘導するメッセージも送られ、1人がクレジットカード番号を入力したという。
発表などによると、不正アクセスを受けたのはホテル予約サイト「ブッキングドットコム」で、グランヴィアの担当者が専用で利用する宿泊予約情報の管理システム。担当者のログイン情報を使ったとみられる不正アクセスがあり、昨年5月から来年3月分の予約をした客のうち、約400人の氏名や住所、クレジットカード番号が流出した可能性があるという。
5月28、29日に予約した約200人には、サイトのチャット機能を通じフィッシングサイトに誘導するURLが書かれたメッセージが送られていた。
予約サイトの運営会社は「他のホテルの予約者の個人情報が流出することはない」としている。