大阪堂島でホテルとマンションの複合ビル着工 三井不動産グループ

複合ビルの外観イメージ(三井不動産提供)
複合ビルの外観イメージ(三井不動産提供)

三井不動産レジデンシャルなど三井不動産グループ3社は1日、大阪市北区堂島浜で開発を計画する分譲マンションとホテルの複合ビルが着工したと発表した。建物は令和9年春に完成し、「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズを開業する。

開発地は堂島川に面し、大阪メトロ西梅田駅から南へ徒歩6分ほどに立地。オフィスビルが林立する堂島エリアにあり、大阪屈指の歓楽街である北新地にも近く、交通利便性に富む。ビルは高さ約161メートル、地上40階建てで、全513戸の分譲マンションと、25~31階部分に全220室のホテルが入る。

「コンラッド大阪」や「リーガロイヤルホテル」など高級ホテルがひしめくエリアで、今後は国内外の観光客などを呼び込む競争が激化しそうだ。堂島エリアには、東京建物が来年建設する分譲マンションとホテルの複合ビルにカナダの高級ホテル「フォーシーズンズホテル大阪」(全178室)を誘致する計画で、国内勢も「カンデオホテルズ大阪堂島浜」(全548室)が来夏に開業を予定している。

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