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航空会社のスカイマークは15日、2023年3月期決算(単体)を発表した。東京証券取引所に再上場後初となる通期決算は、最終利益が57億円の黒字(前年同期は67億円の赤字)となった。コロナ禍で厳しい業績が続いたが、4年ぶりに黒字化した。
売上高は前期比79・6%増の846億円だった。観光やレジャーを中心に旅客需要が戻った。下期の旅客数は、コロナ禍前となる18年度実績を上回る回復ぶりを見せた。
洞駿社長は15日の決算記者会見で、「旅行と、友人や親族訪問(での利用)が爆発的に伸びており、今年度も勢いが衰えていない」と述べた。スカイマークは15年に経営破綻後、上場廃止となり、昨年12月に東証グロース市場に再上場した。