アパホテル、広島駅近くの新棟着工 24年9月開業
アパグループ(東京・港)は28日、広島駅(広島市)とマツダスタジアム(同)を結ぶ通り沿いの新ホテル「アパホテル広島駅前スタジアム口(仮称)」の起工式を開いた。14階建てで客室数は242。延べ床面積は約4400平方メートルで、レストランを備える。2024年9月の開業を見込み、新型コロナウイルス禍後の観光やビジネスの需要を取り込む。土地の取得額や建設費は未公表。
アパグループは広島市内への展開を加速させている。同日、24年8月に広島駅北口に開業予定の「アパホテル広島駅前新幹線口(仮称)」も着工。26年春の開業を目指し、広島駅南口には「アパホテル&リゾート広島駅前タワー(仮称)」の建設も予定している。
記者会見したアパグループの元谷一志社長は「今後は広島市だけでなく、福山市や尾道市など県内の主要都市にも展開する余地がある。広島でのブランドを確立していきたい」と話した。
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