コロナ水際対策29日終了へ 大型連休控え措置

政府は、5月8日午前0時の予定だった新型コロナウイルスの水際対策終了を、今月29日午前0時に前倒しする方向で調整に入った。大型連休で海外旅行客が増えるのを見込んだ措置。政府関係者が26日、明らかにした。

コロナの感染症法上の位置付けが5月8日に季節性インフルエンザと同じ5類に移行した後、全国の病院の約9割と診療所の一部計約8400施設が、入院患者を受け入れる見通しであることも判明。これまでの最大入院者数を上回る体制は確保できることになる。

水際対策は現在、全ての入国者にワクチンを3回以上接種した証明書か、出国前72時間以内の陰性証明書の提示を求めているが、今月29日からは不要となる。

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