JTB沖縄、観光振興へ南城市と連携 心身の健康テーマに
JTB沖縄(那覇市)と沖縄県南城市は7日、観光振興に関する包括連携協定を結んだ。ポストコロナの新たな観光スタイルへの対応や観光ブランドの構築など11項目で協力する。JTBの知見を生かして市の観光コンテンツを磨き、観光誘客を通じて地域経済を活性化する。
具体的には心身の健康や豊かさをテーマとするウエルネスツーリズムやワーケーションを促す方策を検討し、滞在時間の長期化や消費単価の向上につなげる。歴史や文化に着目したツアーを開発し、市内を周遊する交通網の拡充もめざす。
桂原耕一社長は「新しい旅のスタイルを提案し、観光を軸に人の交流やモノの流通を活発にしたい」と語った。古謝景春市長は「地域資源を活用し、持続可能な観光のまちづくりを進めたい」と強調した。
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