東北の訪日客、コロナ後「滞在長く」5割弱 政投銀調査
日本政策投資銀行の訪日外国人旅行者の意向調査で、新型コロナウイルス収束後の東北旅行での滞在日数が「長くなる(どちらかといえば長くなるを含む)」と回答した人は5割弱だった。全国平均を4.7ポイント上回った。
政投銀東北支店は「スキーや温泉など自然を堪能する目的で滞在する人が多い」とみている。
地域別に見るとアジアは49.7%、欧米豪では45%が「長くなる(同)」と回答した。それぞれ全国平均を3.4ポイント、12.4ポイント上回った。調査では東北の課題として、観光地のキャッシュレス化や観光案内の多言語対応サービスの強化を求める声もよせられた。
調査は楽天インサイト・グローバル(東京・世田谷)と共同で2022年6月21日〜7月4日にインターネットで実施。アジアと欧米豪の12カ国・地域の海外旅行経験者6307人から回答を得た。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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