再保安検査で那覇空港混乱 ラウンジにカッターナイフ
22日午前9時半ごろ、那覇空港の国内線制限区域にある航空会社ラウンジで「カッターナイフが見つかった」と沖縄県警に通報があった。区域内にいた搭乗客を再び保安検査する必要が生じたため、発着便に大幅な遅れや欠航が出た。
県警豊見城署によると、カッターはラウンジ内に放置されているような状態だった。詳しい状況を調べている。
国土交通省那覇空港事務所などによると、既に保安検査場を通過していた客を再検査。午前9時20分ごろから約1時間半にわたり、新規受け付けを停止した。
空港は大混乱となり、検査待ちの列はターミナルビルの外まで続くものもあった。
午前10時10分発の便に乗る予定だった50代の男性会社員は「検査を受けようとしたら、閉鎖だと言われた。予定には間に合わないが、再開されてよかった」と足早に検査場へ向かった。〔共同〕
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