ルフトハンザ航空が一時運航停止、ケーブル損傷でシステムに障害
William Wilkes
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15日朝には数百便が運航停止、その後運航は正常化しつつある
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ドイツテレコムのケーブルに損傷、ルフトハンザのシステムに影響
15日朝に数百便のフライトを停止した独ルフトハンザ航空は正常運航に戻りつつある。ドイツテレコムが保有するブロードバンドケーブルに損傷があった影響で、ルフトハンザのソフトウエアに大規模な問題が発生していた。
地中に埋められているドイツテレコムの光ファイバーケーブルを作業員が誤って傷付けたことが原因で、ルフトハンザのITシステムが機能しなくなり、同社の本拠地であるフランクフルトでの業務に障害が発生。その結果、東京からニューヨークに至るまで数百便が運航停止を余儀なくされた。運航は正常化しつつあるが、同社のコンピューターシステムの耐性に疑問を投げ掛ける結果となった。
英バッキンガム大学の名誉教授で航空安全の専門家、アンソニー・グリーズ氏は「このような事態はあり得ない」と述べ、「国際的な大手航空会社は常にバックアップシステムを持っておくべきで、それがなかったとは驚きだ」と続けた。
事情を知る関係者よれば、ルフトハンザは内部調査を実施し、バックアップシステムが機能しなかった原因を調べている。外部のIT業者による過失があった可能性があると、同関係者は続けた。
ルフトハンザのグローバルフライト業務センターはフランクフルト空港の郊外にあり、そこの通信回線が損傷を受けた場合、世界規模でルフトハンザの地上ITシステムに影響が及ぶ。
原題:Lufthansa’s Global Fleet Grounded by Just Four Snapped Cables
Lufthansa Resumes Flights After IT Issues Crippled Operations
(抜粋)
(詳細を加えて更新します)
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