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各人気温泉ランキングで上位常連の道後温泉と別府温泉の地元、松山市と大分県別府市が2日、協力して両市の魅力を国内外に発信する観光交流都市協定を結んだ。期間は2025年度末までで、25年の大阪・関西万博に向け、海外からの旅行者にも両市を周遊して温泉文化を体験してもらえるよう積極的にPRする考えだ。新型コロナウイルス禍で冷え込んだ観光需要を一大温泉地同士の協力で復調させられるか注目が集まる。
両市は、互いの知名度を生かして誘客を促進。周遊プランを商品化するなど、それぞれの観光客に相手の市にも訪れてもらう「相互送客」を目指す。松山市の野志克仁市長は「知恵を出し合うことで相乗効果を生み、観光都市としての付加価値の向上や情報発信力の強化につながる」と述べた。19年に別府市と伊予銀行(松山市)が観光振興に関する協定を結んだことから交流が加速。松山短期大学と別府大学では相互送客に関する授業も実…
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