岡山桃太郎空港、3月に国際線再開 台北線から
岡山県は13日、岡山桃太郎空港(岡山市)を発着する国際定期路線のうち、台北線の運航が3月26日に再開すると発表した。台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾が週4往復で再開し、5月27日からは運休前と同じ週7往復で毎日運航する。同空港の国際線運航は新型コロナウイルスの影響で2020年3月に運休して以来となる。
岡山桃太郎空港では台北、ソウル、上海、香港との国際定期路線がある。台北線の利用実績はコロナ前の18年度が10万人超で、国際定期路線全体の約3割だった。残る3路線の再開は現時点では未定だ。
中国地方での国際線再開は、1月に台北線の運航が再開した広島空港(広島県三原市)に続き2番目となる。記者会見で伊原木隆太知事は「観光は岡山県にとって基幹産業。大変楽しみにしている」と話した。
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