ライアンエア、9月中間期は過去最高益 「非常に力強い」回復予想

ライアンエア、9月中間期は過去最高益 「非常に力強い」回復予想
 11月7日、アイルランドの格安航空大手ライアンエアが発表した9月中間決算は、税引き後利益が過去最高となった。写真はダブリンで2021年9月撮影(2022年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
[ダブリン 7日 ロイター] - アイルランドの格安航空大手ライアンエアが7日発表した9月中間決算は、税引き後利益が過去最高となった。中間期には重要な夏季の旅行シーズンが含まれる。
通期の利益が少なくとも10億ユーロ(9億9380万ドル)と、新型コロナウイルス流行前の水準に戻るとの見通しも示した。
マイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は、少なくとも今後3年間、輸送量と利益率の「非常に力強い」回復が続き、市場シェアを大幅に拡大できる可能性が高いとの見通しを示した。
4─9月期は13億7100万ユーロ(13億6000万ドル)の黒字。同社がまとめた市場予想の13億8500万ユーロをわずかに下回ったが、同期間としての過去最高益だった2017年の12億9000万ユーロを大幅に上回った。
冬季は赤字になる見通しだが、3月期通期は税引き後利益が10億─12億ユーロとなる見通し。ただし、ショック要因が発生しないことに引き続き「非常に大きく左右される」という。

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