アソビューとKlook、国内レジャー・観光事業者のインバウンド集客と受け入れ業務のDX推進を目指した戦略的業務提携を発表

10月11日から入国者数の上限撤廃、個人旅行の解禁、ビザなし渡航の解禁と日本の水際対策が大幅緩和され、訪日観光客数の急増が見込まれている。また同時に、国内の観光需要喚起策として政府による全国旅行支援とイベント割も開始され、国内レジャー市場の活性化も期待される。アソビューは、現在、国内約10,000社の施設に対し、予約管理システム及び電子チケットサービスを提供し、観光・レジャー・文化施設のDXを推進している。一方、香港で創業したKlookは、世界180ヵ国以上にまたがるユーザーベースを抱える旅行・体験のプラットフォームであり、約5,000社のグローバル販売パートナーと共に、国内外でインバウンド・アウトバウンド・国内旅行事業を展開している。

今回の戦略的業務提携では、訪日観光客の増加と国内レジャー市場の急回復の期待に伴い、両者の強みを活かして国内レジャー・観光事業者のインバウンド集客と受け入れ業務のDXを推進し、また国内向け販売の連携協力により地域経済活性化に貢献することを狙いとしているとのことだ。

今回の戦略的業務提携を通じ、両社は国内レジャー・観光事業者の訪日観光客集客支援、アソビューが提供する観光・レジャー・文化施設向けのDX推進SaaS「ウラカタシリーズ」を活用したDXによる業務生産性向上、Klookの国内外の商品ラインナップ強化に取り組む。

レジャー施設は「ウラカタシリーズ」を利用することで訪日観光客向けにKlook上での販売が可能になる。同時にKlookと連携する約5,000社の海外販売パートナーのシステムにも連携され、世界中の消費者に届けることができる。これらKlookの国内販売を含む、グローバルネットワークから購入されたチケット・予約されたプランは、全てアソビューが提供するレジャー施設向けSaaS「ウラカタチケット」「ウラカタ予約」にて国内・海外問わず展開する複数の販路を一括で管理することができ、また統一した着券方式（入場方式）で来場者の入場管理を行うことができる。これにより1つ1つのオンライン販売先の管理画面を持つことなく、業務効率化が実現する。

また、現状「ウラカタシリーズ」を通じて国内向けにチケット販売をしている観光・レジャー・文化施設は、今後はKlookとアソビューのシステム連携により、Klookの国内ユーザーにも手間なく販路を広げることが可能となる。