大手ホテル、新業態で次々開業 福岡市内、集客競争が過熱

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クロスライフ博多天神=福岡市中央区で、久野洋撮影
クロスライフ博多天神=福岡市中央区で、久野洋撮影

 大手ホテルグループが、福岡市で新たな業態ホテルを相次いで開業している。新型コロナウイルス禍からの需要回復や、オフィスビル再開発による企業集積を好機と捉えた。ホテル間の集客競争は激しさを増しつつあり、各社は独自性を競い、情報発信に努めている。

地域連携を重視

 オリックス・ホテルマネジメント(東京)は、国内初の新ブランド「クロスライフ」の2施設を福岡市中央区春吉に開業した。地域とのつながりを重視し、日中はレストランを宿泊者以外にも開放。カフェで飲み物を買えば長時間座って仕事をでき、地域の催しなどにも使える。

 クロスライフ博多天神(286室)は大浴場でデジタルアートの「癒やし」を演出。同博多柳橋(242室)は地元作家らの作品を館内に展示。ともに17~23平方メートルの客室が中心で、2室をつないで使える部屋もある。

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