金谷ホテル観光など、物価高騰で手当 社員に月6000円
鬼怒川金谷ホテルなどを展開する金谷ホテル観光(東京・渋谷)とグループ会社は10月から、従業員に対して物価高に対応する手当の支給を始める。社員には毎月の給与に手当6000円上乗せして支払う。期間は2023年6月まで。
光熱費や食品などの物価高騰に直面する従業員の生活を支え、仕事でのパフォーマンスを維持してもらう狙い。契約社員やパートタイマーには勤務した日数や時間に応じた額の手当を支払う。対象となる社員と契約社員は約250人、パートタイマーは約100人。
金谷ホテル観光と、グループ会社のカナヤリゾーツ(東京・渋谷)は鬼怒川温泉(栃木県日光市)や那須町、神奈川県箱根町でホテル事業を手掛けるほか、レストランや菓子店も展開している。全ての従業員が手当の支給対象となる。