英ヴァージン航空、香港路線から撤退 ロシア上空閉鎖が理由

英ヴァージン航空、香港路線から撤退 ロシア上空閉鎖が理由
 10月5日、英ヴァージン・アトランティック航空は、来年3月に予定していたロンドン(ヒースロー空港)─香港路線再開はせず、香港オフィスは閉鎖し、同路線から撤退すると発表した。写真は同社の飛行機。ロンドンで2009年5月撮影(2022年 ロイター/Luke MacGregor)
[5日 ロイター] - 英ヴァージン・アトランティック航空は5日、来年3月に予定していたロンドン(ヒースロー空港)─香港路線再開はせず、香港オフィスは閉鎖し、同路線から撤退すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻に絡みロシア上空の飛行ができない「運営上の大きな問題」を理由とした。
同航空は約30年間、この路線を運航していたが、昨年12月にいったん停止していた。
ウクライナ侵攻後、幾つかの航空会社がロシアやウクライナの上空迂回のため飛行時間が長くなったり、関連の飛行を停止するなどの対処を強いられている。

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