スターアライアンス加盟社、生体認証導入へ 半数が25年までに

スターアライアンス加盟社、生体認証導入へ 半数が25年までに
世界的な航空連合スターアライアンスは、加盟する航空会社26社のうち約半数が2025年までに生体認証技術を活用した本人確認システムを導入する計画。資料写真、本人確認システムのデモンストレーションの様子、2017年10月、香港(2022年 ロイター/Venus Wu)
[モントリオール 15日 ロイター] - 世界的な航空連合スターアライアンスは、加盟する航空会社26社のうち約半数が2025年までに生体認証技術を活用した本人確認システムを導入する計画。
アライアンス全体の顧客サービスを担当するクリスチャン・ドレーガー副社長がモントリオールで開かれている国際民間航空機関(ICAO)のシンポジウムで述べた。
新型コロナウイルス対策としてより接触の少ない搭乗手続きや手続き時間の短縮、空港の混雑回避、セキュリティー強化を実現する。
加盟航空会社に加えて、空港が生体認証を行うタッチポイントを増やすことも望んでいるという。
スターアライアンスに加盟する米ユナイテッド航空も、よりスムーズな旅を実現するため生体認証技術の採用を進めている。

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