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100億円投資のクルーズ船拠点 コロナ禍で開店休業 長崎・佐世保

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運用開始を待つ旅客施設(右)と駐車場=長崎県佐世保市針尾北町で2022年8月19日午後5時25分、綿貫洋撮影
運用開始を待つ旅客施設(右)と駐車場=長崎県佐世保市針尾北町で2022年8月19日午後5時25分、綿貫洋撮影

 長崎県佐世保市の佐世保港浦頭地区に2020年春に完成した国際クルーズ船拠点が、コロナ禍によるクルーズ船の運航激減で1隻の寄港もないまま“開店休業”状態が続いている。右肩上がりに増え続けていたクルーズ船観光客への期待から一転、収束しないコロナに翻弄(ほんろう)されている。【綿貫洋】

国内最大級の岸壁

 同港三浦地区のクルーズ船寄港は、2014年は10回(1万1726人)だったが、18年には108回(23万3400人)へ拡大。増加するクルーズ船に三浦地区だけでは受け入れが厳しいため、浦頭地区は官民連携で施設整備された。

 世界最大の運航会社「カーニバルコーポレーション&PLC」が約18億円で旅客施設▽市が約9億円でバス駐車場、港湾道路など――をそれぞれ整備。国は約53億円で岸壁、泊地をしゅんせつし、県は約25億円で道路を4車線化した。

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