成田空港、1〜6月の国際線旅客数は前年3倍も コロナ前の1/4

成田空港、1〜6月の国際線旅客数は前年3倍も コロナ前の1/4

ニュース画像 1枚目:成田国際空港 イメージ
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成田国際空港は、2022年1〜6月の航空旅客数が前年の3倍に達したと発表しました。コロナ前の2019年比では約1/4と回復までに時間はかかりそうです。

国際線のうち、もっとも旅客数が回復しているのは通過客で、2019年比で68%です。特に、東南アジア各国が規制緩和し、アメリカと往来する需要が多く、全日空(ANA)、日本航空(JAL)などもこの需要獲得に取り組んでいます。

国際線旅客数のうち、日本人は59万4,519人で前年比345%、2019年比では9%です。特に、ゴールデンウィークからハワイ旅行のパッケージツアー販売が再開されたことから、コロナ禍の低調な時期に記録していた月2〜3万人台を脱し、月10万人台になりました。外国人は68万5,464人と前年比244%ですが、2019年比で7%にとどまり、入国時のPCR検査や団体観光客のみの受け入れといった入国時の規制緩和が望まれます。

国内線旅客数は270万5,736人で前年比257%、2019年比73%です。1〜2月は行動制限が残っていたものの、4月末から3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークが好調で、発着回数の前年比225%と呼応し、復調に向かっています。

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