マカオのロックダウン解除、カジノも営業再開 中国

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中国本土からの観光収入に依存するマカオにとってギャンブルは生命線だ/Kin Cheung/AP

中国本土からの観光収入に依存するマカオにとってギャンブルは生命線だ/Kin Cheung/AP

(CNN) 中国南部のギャンブルのメッカ、マカオで1カ月以上続いていた新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が解除され、2日から飲食店や娯楽施設などが営業を再開する。

当局によると、9日連続で市中感染の報告がなかったことから解除に踏み切った。

2日からはほとんどの施設で、入場前の72時間以内に受けた新型コロナ検査の陰性証明提示を求められる。

マカオ市衛生局によると、住民の90%以上は新型コロナのワクチン接種を完了しているが、市は中国政府の「ゼロコロナ」政策を厳格に守ってきた。

新型コロナの流行を受けて商店や事業所などの多くは6月半ばから休業し、カジノもこの2年あまりで初めて、7月11日から営業中止を強いられた。カジノは同月23日から、人数制限を設けて営業を再開していた。

中国本土からの観光収入に依存するマカオにとって、ギャンブルは生命線であり、ロックダウンによって経済が脅かされる状態が続いていた。

保健当局の7月31日の発表によると、今回の流行が始まった6月18日以来、マカオで報告された症例は1821例。同市にとっては過去最多だった。

現時点でマカオを訪問できるのは香港、台湾、中国本土の住民のみ。中国本土の危険性が低い地域を除き、ほとんどの訪問客は到着後10日の隔離が義務付けられている。

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