SDGsに触れる旅 修学旅行、観光より「学び」重視に
データで読む地域再生 まとめ読み
2022年7月15日に公開したシリーズ企画「データで読む地域再生」では、修学旅行を取り上げました。観光地巡りが定番だった修学旅行は様変わりし、近年はものづくりやSDGs(持続可能な開発目標)に関連したプログラムなど体験的な「学び」を重視する傾向が強まっています。身近な資源に付加価値をつけ、生徒らの思い出にも残るコンテンツをどう提供していくか。北海道から九州・沖縄まで各地の取り組みを探りました。
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「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。