＜９つの買い物天国inヨーロッパ！＞
コンセプトはイル・ド・フランス地方の小さな村。カラフルでかわいらしい建物が集まるラ・ヴァレ・ヴィレッジには、セリーヌやジバンシー、クリスチャン・ラクロワといったフランスを代表するブランドのほか、アニエスベーやディーゼルなどのカジュアルブランドも充実しています。その繊細な美しさで評判のアン・フォンテーヌやかわいい魚のモチーフで知られるパリ生まれのジュエリーブランド、クリオブルーなど「さすがパリ！」と、おしゃれマニアにもうれしいショップがたくさん。もちろん、アルマーニやサルヴァトーレ・フェラガモ、ポロ・ラルフローレンなどの世界的に有名なブランドも目白押しです。パリからは電車で約35分。週に3日はパリ市内からシャトルバスも運行しています。また、周辺のお城やシャンパンの酒蔵などの観光地と併せれば新しいツアー商品を作るのに一役買ってくれそうです。
古くから王侯貴族に愛され続け、現在ではシャンパンの代名詞的な存在となっているモエ・エ・シャンドン。そのワインセラーはシャンパーニュ地方最大規模を誇り、28ｋｍにもおよぶセラーを擁しています。ワインセラーではガイドの案内による館内見学ツアーが楽しめます。ツアーの最後には、ワイン給仕長とともに秘蔵のワインをテイスティング。伝説ともいえる醸造技術の粋を堪能できることでしょう。
17世紀に建てられた優雅な城、ヴォー・ル・ヴィコント城。ヴェルサイユ宮殿のモデルになったとも言われる豪華さで知られています。塔や屋根裏部屋には入場可能。特に塔からの眺めは素晴らしく、付近の緑豊かな絶景を一望することができます。ヴィレッジからも近く、郊外らしいフレッシュなアクティビティとなるでしょう。
ベルギーで髄一かつ唯一の高級ショッピングスポットといえば、ここ。ブリュッセルから車で約1時間の至便な場所に位置していることもあり、1年を通じて多くの買い物客でにぎわっています。100を超える店舗の多くはヨーロッパのトップブランド。シックでフェミニンなデザインで人気のリュ・ブランシュや大人のカジュアルウェアとしてヨーロッパの女性を魅了するトーキング・フレンチなどベルギー生まれのブランドも注目株です。また、ベルギーチョコで有名なレオニダスも見逃してはならないショップのひとつ。ベルギーの味をぜひ持ち帰ってください。また、このヴィレッジには本格的なベルギー料理をいただけるレストランも併設されていますので、グルメな方にはこちらもお勧めです。
この地方における14世紀から18世紀くらいまでの中世アートを展示する美術館。建物はイタリア人建築家アルド・ロッシ氏の手によるもの。マース河の反射を利用して輝くようにデザインされた外観や、近代的なようでいて古典的にも見えるタワーなど、建物そのものも見ものです。
13世紀、ドイツ騎士団（チュートン騎士団）による北海沿岸低地帯支配の際に建設されたこの館は、現在は多くの音楽祭や展覧会の会場などに使われています。クラシカルな庭園や、短期開催のエキシビションなどは一見の価値があります。現代もかつての栄華を彷彿とさせるその豪奢な城は、フランドルの地方文化の中心地として知られています。
