四国インバウンド誘致、「万博・瀬戸芸が契機」 政投銀
日本政策投資銀行四国支店などの調査によると、四国訪問を希望する外国人の2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の認知度は48%だった。同年に開催する瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の認知度は30%だった。政投銀は四国地方に訪日外国人(インバウンド)を呼び込む契機になると分析する。
調査はインターネットで23年7月に実施。アジアや欧米、オーストラリアの12カ国・地域に住む海外旅行経験者を対象とした。四国訪問を希望する外国人の大阪・関西万博の認知度は、訪日旅行の希望者全体の認知度(31%)を上回った。
大阪・関西万博と瀬戸芸の訪問希望者のうち旅行先のサステナブル(持続可能)な取り組みを「重視する」、「どちらかといえば重視する」と答えた割合はいずれも約9割だった。政投銀は「サステナブルをテーマにした誘客も有効」とした。
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