熱海や別府…温泉地への誘客沸かす 大阪観光局が協議会
大阪観光局は10日、全国の温泉地への観光誘客を後押しする「温泉ツーリズム推進協議会」を設立したと発表した。温泉地で知られる北海道登別市、秋田県仙北市、石川県加賀市、静岡県熱海市、松江市、松山市、大分県別府市の7市が参加する。シンポジウムの開催などを通じ、魅力発信やインバウンド(訪日外国人)の誘客を進める。
温泉情報に特化したウェブサイトを6月をめどに開設するほか、松山市や加賀市でのシンポジウム開催を目指す。ほかの自治体も今後加わる予定で、全国各地の温泉地への誘客を促進し地域経済を活性化したい考えだ。
協議会は2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)開催に向け、全国各地の魅力を世界に発信する「日本の観光ショーケース」事業の第1弾として発足した。大阪観光局の溝畑宏理事長は10日に都内で開いた記者会見で「世界一の温泉地として各国と連携し温泉の幸せを届けたい」と語った。
2025年に開催される大阪・関西万博のニュースや特集をまとめました。参加国やパビリオン、地元の動きなど最新情報をお伝えします。