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運転手不足を背景とするバス路線の廃止や減便が全国で相次いでいる。国土交通省の交通政策白書によると、2021年度は全国の路線バス事業(保有車両30両以上)の94%が赤字になったという。10年度以降に廃止されたバス路線は1万5332キロ超に及ぶ。
バス路線は大都市圏でも苦境が続く。東京都足立区のコミュニティーバス「はるかぜ」は、「2024年問題」などに伴う運転手不足などを理由として、西新井・舎人線を24年3月に廃止する。
大阪府南部の富田林市などを走る金剛自動車の路線バス(金剛バス)は23年12月20日に廃止された。大阪府は金剛バスの廃止路線で自動運転バスの活用を検討しているが、実用化に向けては課題も残る。
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