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伊予鉄道(本社・松山市)は1日、昨秋から人手不足などで運休している人気観光列車「坊っちゃん列車」について、乗務員確保のめどがたったとして、3月20日から運行を再開すると発表した。しかし2023年度末の累積赤字は約14億円に上る見込みで、松山市に公的支援を求めている中、赤字問題を解決しないまま再開を決めた形だ。市は今後、クラウドファンディング(CF)で支援金を募ることなどを検討しており、3月議会に予算案を提出することを目指すという。
坊っちゃん列車は23年11月から運休している。市は観光資源である列車の再開を目指して伊予鉄と協議を重ねており、同12月には経済、観光関係者らを含めた「坊っちゃん列車を考える会」の初会合を開催。同社は赤字額が年間約2300万~1億円に上ることなどを説明し、市に公的支援を求めた。
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