IHGホテルズ&リゾーツが展開するプレミアムホテルブランド「voco(ボコ)」。韓国女子や台湾女子のあいだで「フォトジェニックなホテル!」と人気を集めているブランドなのだとか。

  • caption

    「voco 大阪セントラル」(大阪府大阪市西区)

vocoという名称は、ラテン語で「招待する」「呼び集める」の意味。2018年のブランド誕生から急速に成長し、現在は世界各地に46軒を展開、今年3月にはグローバルで100軒目の契約締結を発表している。今年5月には日本にも初上陸、「voco 大阪セントラル」(大阪府大阪市西区)を開業した。どんなホテルなのか覗いてきた。

大阪・京町堀を象徴する歴史的建造物の跡地に

  • caption

    「voco 大阪セントラル」が位置するのは、Osaka Metro「肥後橋」「本町」「淀屋橋」の各駅から3~5分という好立地。新幹線 新大阪駅から向かうなら御堂筋線で1本、「淀屋橋」で下車して徒歩5分

ホテルが建つのは、1926年の竣工以来、京町堀を象徴する歴史的建造物として親しまれてきた旧京町ビルの跡地。足を踏み入れると古材を再利用した吹き抜けのソーシャルスペース(ロビー、レストラン、カフェ&バー)が広がる。

  • caption

    ロビーで見上げると実際の家屋から回収された古材を再生・活用した木組みの構造体が。近代的な建物の中でも温かみのある空間を演出している

  • caption

    旧京町ビルで実際に使われていたバルブは2階会議室前の空間を彩るアートワークとして蘇った

  • caption

    旧京町ビルの外観のデザインモチーフであるレリーフ

  • caption

    旧京町ビルで実際に使われていた大正レトロの風情を残す郵便ポスト

ちょっとユニークなおもてなし&サステナブルな滞在

ホテルでは、「ようこその気持ちを Come on in」「自分らしく過ごす時間 Me time」「その時にふさわしい一皿を voco life」の3つを柱として、居心地の良い滞在の中に"思いがけない特別な体験"を提供する。

チェックインの際には、"ようこそ"の気持ちを込めたウェルカムアメニティ「澪つくしキャンディ」をプレゼント。

  • caption

    ウェルカムアメニティ「澪つくしキャンディ」。もともと大衆魚を扱う雑魚場として発展してきたこの土地で、船の運航に支障が無いよう作られた川の標識「澪つくし」のマークをあしらい、ゲストの安全な旅への祈りを込めた

  • caption

    ホテルのいたるところに配されたイエローカラーとトリのモチーフがかわいい

客室は全191室。清潔感あふれる白とシックなグレーを基調にブルーやイエローのアクセントを効かせたモダンなインテリアが特徴。3人まで泊まれるソファベッド付きや畳の小上がりのある客室もあり、友達同士やファミリーでの利用にも便利に使えそう。

  • caption

    最も多い部屋タイプ「プレミアムルーム ツインベッド ソファベッド付き」 (30m2)

  • caption

    ちょうどいい広さの使いやすいバスルーム

  • caption

    慣れ親しんだ自分の部屋にいるかのようにリラックスして過ごせる

サステナビリティにも配慮し、ペットボトルを使わない濾過水の提供、節水タイプのシャワー(エアレッドヘッドシャワー)、竹製のルームキーやアメニティ(櫛、歯ブラシ)などの取り組みを導入している。

  • caption

    大阪府能勢町の湧泉水をリターナル瓶で提供

  • caption

    バスルームのアメニティには、生態系への影響を考慮して開発された植物由来のニュージーランド発オーガニックビューティーブランド「アンティポーズ」を採用

  • caption

    竹製のルームキー

  • caption

    アメニティは最小限。おしゃれな櫛&歯ブラシも竹製にこだわった

地元大阪ならではのちょっとユニークなおもてなしも。

  • caption

    地元大阪ならではの「岩おこし」「大阪サイダー」

  • caption

    さらにこの日は特別にフラミンゴのスイーツのサプライズ!

みんなで大皿を囲むのが楽しいレストラン

1階にあるウェスタングリルレストラン「LOKAL HOUSE(ローカルハウス)」は、京町堀の街並みを望める全面ガラスの大きな窓に面した開放的な空間。オープンキッチンならではの臨場感もあり、みんなでわいわいと大皿料理を囲むのが楽しい。

  • caption

    仲間と集まって久しぶりの乾杯を!

大阪の旬の食材を使ったメニューに、イタリア料理などの西洋料理の技法のエッセンスを加えて提供。シグネチャーメニュー「"焚火の宴卓" NZ 産仔羊のラムラック7種のソース」(税サ込7,000円)や、南イタリア・プーリアの豚肉料理を大阪の串揚げをモチーフにアレンジした「"ボンベッテ"トリュフリゾット」(税サ込4,800円)などを用意している。

  • caption

    「"焚火の宴卓" NZ 産仔羊のラムラック7種のソース」(税サ込7,000円)

  • caption

    「"ボンベッテ"トリュフリゾット」(税サ込4,800円)

  • caption

    朝食は、サラダ、フルーツ、コールドカットなどの多彩なブッフェと洋食または和食のメイン料理が付いたセレクションブッフェ(3,400円)など。この日は洋食のエッグベネディクトをチョイス。淡路島産玉ねぎのグリルもおいしい

  • caption

    レストランと同じフロアあるカフェ&バーも大きな窓で気持ちのいい空間

大阪・京町堀は、古くから商人が集まり市場で賑わう庶民の街として栄えてきたのだそう。西船場の歴史と文化の名所を巡るもよし、緑豊かな靭(うつぼ)公園のまわりに集まる個性豊かなショップやレストランを尋ねてみるもよし、お散歩が楽しいエリアだ。地元の人の声を集めてつくったエリアガイド「My Favorite share MAP」もホテルで提供予定。

  • caption

    地元の人にも愛される憩いの場 靭公園

開業記念特別オファー(宿泊対象期間〜8月31日)で、ベストレートから最大20%オフの期間限定料金に。例えば「プレミアムルーム ツインベッド ソファベッド付き」が2万750円〜(2名1室利用時の1泊1室料金/税サ込/大阪府宿泊税別)になる。さらに、IHG One Rewards 会員専用オープニングスペシャル ダブルポイントオファーも用意されている。日本初上陸ホテルブランドの魅力をいち早く体験してみては。