ゲーム回線最強7選。工事不要

オンラインゲーム光回線

インターネット上で離れた場所にいる他のプレイヤーと対戦したり、点数を競い合ったりする「オンラインゲーム」を楽しんでいるとき、通信速度が遅かったりラグが発生したりすると、ゲームに集中できないことや勝敗を左右することがあります。

それならばと、無線通信であるホームルーターやソフトバンク社で提供するポケットWiFiではなく、数段通信速度が速く安定性もある光回線の導入を考えている方も多いようですが、光回線と一言で言ってもたくさんの通信会社が乱立しているため、どの光回線がオンラインゲームをするのに適しているか、わかりにくいものです。

工事不要でゲームが出来るホームルーターについては以下からどうぞ。

置くだけWi-Fi安いホームルーターおすすめ2024

回線名 料金 実測値
GMOとくとくBB(工事不要) 端末発送月1,250円(税込1,375円) 1ヶ月目以降 4,370円(税込4,807円) 下り: 300Mbps, 上り: 300Mbps, Ping: 15ms
NURO 5,200円/月 下り: 646.95Mbps, 上り: 630.35Mbps, Ping: 11.22ms
Gamewith 4,840円/月 下り: 525.9Mbps, 上り: 549.56Mbps, Ping: 14.59ms

 

オンラインゲームの場合は選び方にもポイントが出てきます。

今回の記事は下記を参考にしました。

出典:総務省「ゲーム光回線通信と回線品質の関係の考え方」
考慮すべき品質差:時間・移動条件
「ゲームが遊ばれる時間帯」「プレイ場面」で、要求品質を満たせなければ意味がない。
様々な状況
「屋外で動きながらスマホを持ってプレイする」
「夜22時-24時に主にプレイされる」
「eSport会場で一定人数が同時にプレイ」
ゲームの仕様・施策によりそういった状況が生まれることも
「時間」「場所」を限定したゲーム内イベント・リアルイベント

出典:八雲市ゲーム用光回線 早速会場で環境を調査。一番の不安であったFree Wi-Fiの回線速度を調べてみたところ、なんと幸いなことに下りで180Mbps、上りで80Mbpsという良好な結果(Googleスピードテスト調べ)となりました。

そこで今回は、オンラインゲームを快適に楽しむのに適している、おすすめの光回線を紹介するとともに、どういったスペックを持つ光回線がオンラインゲームに向いているのかなど、光回線選びに役立つ情報を網羅したいと思います。

参考:真岡市/情報化の社会的状況
eスポーツ用の回線
まさか!子どものオンラインゲーム無断課金に注意

オンラインゲームにおすすめの最強光回線7選

では早速、オンラインゲームを快適に楽しみたい方におすすめの光回線を、7社厳選してご紹介します。

上記のサービス名をクリックしていだくと、該当の見出しまでジャンプします。

「NURO光」はオプションでPS5がリース可能

NURO光

テレビCMが頻繁に流れているため、名前だけは知っている方も多いはずの「NURO光」は、ほとんどの光回線サービスが上り・下りともに1Gbpsの最大通信速度を提供している中、オンラインゲームを快適に行う上で重要となる下りの最大通信速度に関しては、その2倍に当たるを2Gbpsを実現しているのが最大の特徴です。

サービス名 NURO光
運営会社 ソニービズネットワークス株式会社
最大通信速度 上り:1Gbps
下り:2Gbps 
月額料金 一戸建て:5,200円
マンション:2,090円
工事費用 44,000円
スマホセット割の有無 あり・ソフトバンク(おうち割 光セット)
事務手数料 3,300円
キャンペーン等 初年度の月額基本料980円
43,000円キャッシュバック
最低契約期間 3年間
解約金 3,850円

また、2021年9月からは、「PlayStation®5(990円/月)」または「PlayStation®5デジタル・エディション(1,320円/月)」が、毎月定額料金でリース利用できる新オプションが始まり、ゲーマーの中で話題になっています。

NURO光で高速通信ならこちら

nuro光のセキリティがやばいし危険って本当?評判悪い工事出来ない話や解約トラブル

「GameWith光」はプロゲーマーも利用中!10G高速通信に対応

GameWith光

「GameWith光」は、「eスポーツ」に出場するプロゲーマーも使用している、2022年3月にリリースされたばかりのオンラインゲームに特化した光回線サービスです。

「GameWith光」には10Gプランがあり、最大で一般的な光回線の平均速度の30倍以上の通信速度がでる性能です。

オンラインゲーム中にストレスフリーな、安定した高速通信が可能!まさにゲーマーのための回線です。

「GameWith光」はゲームのために通信したい方は特に安心して契約できる回線です!

GAMEWITH光ならこちら

サービス名 GameWith光
運営会社 株式会社GameWith
最大通信速度 1Gbps~10Gbps
10G月額料金 GameWith光 10Gファミリータイプ:6,700円(税込7,370円) GameWith光 10Gマンションタイプ:6,700円(税込7,370円)
工事費用 立ち合い工事あり:19,800円
立ち合い工事なし:2,200円
フレッツ光・他コラボ光を利用中:0円
スマホセット割の有無 なし
事務手数料 2,200円
キャンペーン等 月額料金1ヶ月無料(※タイミングにより終了や変更の可能性あり)
最低契約期間 2年
解約金 一戸建て:6,160円
マンション:4,840円

「GameWith光」では、外部ユーザーによる遅延を回避できる専用帯域を確保しているうえ、現在主流となっているIPv6環境でも、IPv4形式の通信が可能なため通信の混雑が起こりにくい「IPv4 over IPv6(ⅴ6プラス)」を採用しているため、ゲームの大型アップデートなどアクセスが集中するイベントが発生したり、プレイヤーが増える時間帯に差し掛かったりしても、常に安定した速い通信速度が保たれゲームを快適に楽しむことができます。

また、通常はインターネットを介しゲームサーバーと接続していますが、有名どころのゲームタイトルのサーバーが存在するプロバイダやクラウドと直接コンタクトする「短縮経路」を構築しているため、アクセスが集中する時間帯でもタイムラグが起きにくい、まさにオンラインゲームをするために生まれたような光回線です。

「ドコモ光」はスマホとのセット割でゲームアプリのダウンロード費用も抑えられる

ドコモ光

「ドコモ光」もここまで紹介してきたサービスと同様、v6プラス対応で高速かつ安定したネット環境を提供しているオンラインゲーム向きの光回線であり、国内最大手の携帯キャリアのNTTドコモが運営している抜群の信頼感と、光回線業者としてNO,1のシェアを誇る実績と知名度が持ち味です。

サービス名 ドコモ光
運営会社 株式会社NTTドコモ
最大通信速度 1Gbps
月額料金 一戸建て:5,720円
マンション:4,180円・4,400円・4,620円(プロバイダによって変動)
工事費用 戸建て:19,800円
マンション:16,500円
スマホセット割の有無 あり・ドコモ(ドコモ光セット割)
事務手数料 3,300円
キャンペーン等 工事費用無料+dポイント20,000ポイントプレゼント
最低契約期間 2年間
解約金 戸建てタイプ:14,300円
マンションタイプ:8,800円

また、、大手通信キャリア系の光回線としては、キャンペーンが充実しているのも特徴で、公式HPからの新規申し込み(またはフレッツ光からの乗り換え)なら回線開通工事費用が全額無料になるうえ、全国各地の提携店で使えるdポイント(期間・用途限定)が最大20,000ポイントプレゼントされます。

さらに、ドコモのスマホを使っていて、ドコモ光の対象プランを同一名義で契約した場合、スマホセット割が自動的に適用されてスマホ代が毎月ずっと1,100円割引(ギガライト3GB以下は550円、ギガライト1GB以下は割引なし)されるため、浮いたお金をゲームアプリのダウンロード費用などに充てることもできます。

docomo光で公式はこちら

「GMOとくとくBB光」はUPnP機能の切替でモンハンなどに対応

GMOとくとくBB光

次に紹介する「GMOとくとくBB光」も、最新通信方式であるv6プラスに対応しており、上り・下りともに未対応の光回線より数段速い通信速度を安定して得られるため、オンラインゲームの快適プレイはもちろん、大型アップデートやプレイ実況などもスムーズに行うことができます。

サービス名 GMOとくとくBB光
運営会社 GMOインターネットグループ株式会社
最大通信速度 1Gbps
月額料金 一戸建て:5,390円
マンション:4,290円
工事費用 一戸建て:派遣工事あり26,400円、派遣工事なし2,200円
マンション:派遣工事あり25,300円、派遣工事なし2,200円
スマホセット割の有無 なし
事務手数料 3,300円
キャンペーン等 1.新規申込:33,000円キャッシュバック
2.他社からお乗り換えの場合:最大40,000円キャッシュバック
3.さらに2つの指定オプション同時申込で2,000円キャッシュバック増額
 <指定オプション>
 ・インターネット安心セキュリティ
 ・スマホトラブルサポート+
⇒最大75,000円キャッシュバック
最低契約期間 3年間
解約金 なし(工事費分割割引期間中の解約の場合、工事費残回数分の請求あり。)

また、光回線利用する際必要となる開通工事の費用を分割支払いした場合、毎月分割支払いと同額の割引が行われるため、分割期間である60ヶ月以上契約を続けていれば、工事費用が「実質無料」になるほか、オンラインゲームに十分使える高性能なルーターを無料レンタルしてくれる点も大きなメリットです。

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GMOとくとくBB光のキャッシュバックを解説

「フレッツ光」は高速接続でラグなしのMMOゲーム体験

フレッツ光

「フレッツ光」は、知名度・ユーザー数ともにトップクラスの破壊回線業者ですが、オンラインゲーム向きになるかどうかは、プロバイダ選びにかかっています。

フレッツ光ならこちら

サービス名 フレッツ光
運営会社 NTT西日本・東日本
最大通信速度 1Gbps
月額料金 一戸建て:4,015円+プロバイダ利用料
マンション:2,420円+プロバイダ利用料
工事費用 一戸建て:19,800円
マンション:19,800円
スマホセット割の有無 なし
事務手数料 3,300円
キャンペーン等 最大85,000円キャッシュバック(NTT西日本)
最低契約期間 2年間
解約金 11,000円

というのも、選んだプロバイダによっては、多くのユーザーを抱えているフレッツ光の通信網とプロバイダ側の通信網がバッティングして混雑が発生し、通信速度が低下するという現象が起きることがありますが、IPv6(IPoE)通信に対応しているプロバイダを組み合わせれば、この問題を回避できるからです。

この問題さえ回避すれば、大人数が同時参加するためタイムラグのない安定した高速通信が不可欠である、MMOゲームをやっている時タイムラグやフリーズが頻発し、せっかくの世界観が台無しになるなんて心配も少なくて済みます。

「auひかり」は24時間ゲームプレイをサポート、長時間のレイドも安心の安定接続

auひかり

続いて紹介する「auひかり」も、言わずと知れた国内携帯キャリア大手であるauが運営しているだけあって、知名度・実績・信頼性などはいずれもピカ一ですし、auのスマホを使っていればauスマートバリューが自動で適用されるため、毎月の通信固定費を節約できるというメリットもあります。

auひかりならこちら

サービス名 auひかり
運営会社 au
最大通信速度 1Gbps
月額料金 一戸建て:5,610円~
マンション:3,740円~
※代理店及び住居の携帯によって異なる
工事費用 一戸建て:41,250円
マンション:33,000円
スマホセット割の有無 あり・auスマートバリュー
事務手数料 3,300円
キャンペーン等 代理店によって異なる
最低契約期間 3年間
解約金 【2022年7月1日以降の申し込み】
一戸建て:4,730円または4,461円
マンション:2,290円または2,730円
【2022年6月30日までの申し込み】
一戸建て:16,500円または10,450円
マンション:7,700円または10,450円

また、auひかりは母体であるKDDが構築し管理している高速の独自ネットワークを使用しているため、アクセスが殺到し通信が混雑しやすい夜間でも通信状況が安定しているため、大人数で集まって強力な敵を倒す「レイド」が長時間に及んでも、途中で回線がフレッツ光とプロバイダである切れてしまうような心配が少ないと評判になっています。

「hi-hoひかり with games」はラグを低減。ゲーミングルーターもレンタルOK

hi-hoひかり

最後に紹介する「hi-hoひかり with games」は、NTTのフレッツ光回線とプロバイダの「hi-ho」がセットになっている「光コラボ」の1つである「hi-hoひかり」が2022年8月にリリースした、オンラインゲームのヘビープレイヤーやゲーム配信者向けのプレミアム回線です。

hi-hoひかり with gamesならこちら

サービス名 hi-hoひかり with games
運営会社 株式会社ハイホー
最大通信速度 1Gbps
月額料金 光回線+プロバイダ4,840円~
光回線+プロバイダ+ルーター5,940円~
工事費用 一戸建て:派遣工事あり19,800円、派遣工事なし2,200円
マンション:派遣工事あり16,500円、派遣工事なし2,200円
スマホセット割の有無 なし
事務手数料 3,300円
キャンペーン等 利用開始から31日間利用料金無料
お友達紹介キャンペーン
最低契約期間 2年間
解約金 1〜36ヵ月目: 30,000円 (非課税)
38ヶ月目以降: 9,500円 (税込10,450円)
更新月: 0円

最新通信方式であるv6プラスに対応しているため、アクセスが集まる夜間・休日なども安定した高速通信を実現しているほか、タイムラグを抑制すべく専用帯域を使用しているなど、「with games」の名前に恥じないよう通信速度・安定性の低下やタイムラグの発生を予防する、様々な対策が取られています。

オンラインゲームに光回線が向く理由は「安定性」や「ラグ」

出典:総務省「Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」
1-1. Wi-Fi ってなんだろう?
Wi-Fiは、ケーブルを使わず無線通信(ワイヤレス)で
データをやリ取リする仕組みのひとつです。
当初は職場や家庭のパソコン等をワイヤレスでインター
ネットに接続する手段として普及しましたが、スマートフォン
やタブレット等の普及により利用が拡大しました。それに
伴 い、職 場 や 家 庭 に限らず、空 港、駅、ホテル、学 校、
図 書 館といった、さまざまな 場 所で 利 用できる環 境 が
増えてきています。

次に、先ほど紹介した光回線がなぜオンラインゲーム向きなのか、その理由について整理しておきましょう。

光回線は高速通信で有線だから安定!上り1Gbpsが可能

下表で見るとわかる通り高速で大容量のデータを通信可能な「5G」の普及が進み、ポケットWiFiやホームルーターも、かなり速い「下り(ダウンロード)」通信速度が出るようになってきましたが、「下り(アップロード)」の通信速度に関しては光回線より数段劣ります。

  光回線(GameWith光) ホームルーター(home 5G) ポケットWiFi(5G対応機種)
実測通信速度 上り:400~450Mbps
下り:350~400Mbps
上り:15~20Mbps
下り:150~200Mbps
上り:8~10Mbps
下り:30~50Mbps

正直、オンラインゲームにおいて取り扱うデータ量が多いのは断然「下り」で、「上り」の通信速度が関連してくる要素は手元で行うコマンド入力程度しかないため、オンラインゲームをしながらその様子をYouTubeで実況配信している方でもない限り、ポケットWiFiやホームルーターで十分対応できるはずです。

オンラインゲームを快適に楽しむうえで通信速度自体より重要なのは「通信の安定性」で、いくら通信が速くてもゲームがフリーズしたりキャラがカクカク動いたりしたら元も子もありませんが、ポケットWiFiやホームルーターが利用しているwifi電波は、壁などの障害物や電波を発する他の電気製品などに干渉されるため、時に通信状態が不安定になることがあります。

その点、光回線は障害物や他の電化製品が発する電波などに干渉されない、光ファイバーを用いた有線通信ですから、無線回線であるWiFiよりも安定しているため、通信が不安定になったり映像などが途切れてゲームの進行に支障が出る心配が少ないのです。

オンラインゲームの回線速度の目安

先程、オンラインゲーム快適に楽しみたいのであれば、通信速度自体より通信の安定性を重視すべきと述べましたが、最近のオンラインゲームはグラフィックの書き込みが細かく、ゲームの構成も複雑で使用するデータ量が増えてきているため、下り通信速度が遅すぎるとゲーム中フリーズやラグが頻発しかねません。

オンラインゲームと言っても様々なジャンルがありますが、最も速い通信速度が要求される「FPS( First-Person Shooter)」系のゲームで60~70Mbps以上、その他のゲームなら40~50Mbps以上の下り通信速度が出ていれば、ストレスを感じることなくオンラインゲームを楽しめるはずです。

ただし、データ容量が大きいオンラインゲームの初期ダウンロードを行う時や、大型アップデートが行われる際、下り通信速度が遅いと長い待ち時間がかかってしまうため、ダウンロードやアップデートの待ち時間が惜しいというのであれば、100Mbps以上の通信速度が欲しいところです。

PING値が低くタイムラグが起こりにくい

例えば、多くのプレイヤーがリアルタイムで参加し競い合う「FPS」をやっていて、絶好のタイミングで操作ボタンを押して攻撃したはずなのに、「タイムラグ」つまり操作とキャラクター動作に「時間的ズレ」が発生し攻撃が外れてしまった、なんてことが起きるとイライラしてゲームに没頭できないはずです。

どんな通信方法にせよ、オンラインゲームは遠く離れたメインサーバーとプレイヤーとの間で、データを細かく何度もやり取りしながらプレイしているわけですから、多かれ少なかれ必ず「時間的ズレ」は発生するもので、この時間的ズレがどの程度発生するかを示す指標を「PING値」と言い、数字が小さければ小さいほど「時間的ずれが小さい」と判断できます。

  光回線(GameWith光) ホームルーター(home 5G) ポケットWiFi(5G対応機種)
平均的なPING値 10~15ms 40~50ms 50~60ms

上記の表は、光回線・ホームルーター・ポケットWiFiそれぞれの平均的な「PING値」を示したもので、時間的ズレが発生するとプレイに大きな支障が出る「FPS」系のゲームで「15ms以下」、その他のゲームで「50ms以下」であれば、違和感を感じずゲームを楽しめるとされています。

つまり、PING値を基準に考えた場合、「FPS」系以外のオンラインゲームであれば、ホームルーターやポケットWiFiでも十分こなせますが、「FPS」系のゲームを時間的ズレにイライラすることなく快適に楽しみたいのであれば、光回線の導入を系統すべきだというわけです。

マンションでもゲームのために工事が必要な光回線に契約できるが注意点もある

光回線でインターネットを始めるためには、自宅まで光ファイバーを引き込む回線開通工事を行う必要がありますが、建物すべてが自分の所有物であれば全く問題ないものの、一つの建物に複数の世帯が入居している、マンションやアパートのような集合住宅の場合、回線開通工事をしてもいいのかと悩んでいる方もはずです。

結論を言うと、マンションでもゲームのために工事が必要な光回線に契約することは可能で、光回線業者も集合住宅用の契約プランを準備していますが、契約するにあたりいくつか注意点があるため、ここで整理しておきましょう。

賃貸だと大家さんに許可を取らなければいけない

光回線の開通工事を行う場合、光ファイバーを屋内まで引き込むため、壁に穴を空けたりビスなどで配線を固定する作業を行う必要があるため、住んでいる建物が「賃貸」だった場合は光回線の開通工事を行ってもよいか否か、大家さんまたは建物の管理会社に許可を取らなければいけません。

理由は何であれ、大家さんや管理会社から工事の許可を取ることができなかった場合、光回線業者は勝手に工事を行うことができないため、その時は日海海戦の導入をあきらめ、工事が必要ないモバイル回線の利用を検討しましょう。

また、許可が下りて工事を行うことができたとしても、引っ越しなどでその賃貸物件を退去することになった場合、大家さんや管理会社から光回線の「撤去工事」を求められることがあり、その費用は敷金から差し引かれたり、別途請求されることになることを頭に入れておきましょう。

賃貸マンション全体で光回線に契約している場合がある

部屋を探すため賃貸情報誌や賃貸情報サイトを見ていると、マンションやアパートなどの物件情報として「インターネット完備」や「インターネット対応」などといった記載を目にすることがあるはずです。

この場合、その賃貸マンションやアパート全体が光回線に契約していると考えられますが、「インターネット完備」と「インターネット対応」とでは、光回線の導入状況が異なるため注意が必要です。

というのも、「完備」の場合は、それこそ借りる部屋まで光回線が引き込まれ、プロバイダとの契約もされていますから、ONUやルーターが設置されていた場合は、所有している機器の設定をするだけですぐインターネットを無料で使い始めることができますが、「対応」の場合は共用部分までしか光回線が引かれていないため、自分でプロバイダと契約し部屋に回線を引き込むた工事を行わないと、インターネットを使用できません。

つまり、「インターネット対応」の場合は、部屋まで回線を引き込むための開通工事を行う許可を、大家さんや管理会社から取らなければならないというわけです。

オンラインゲームの種類によっては工事不要のホームルーターでも対応可能

ここまで述べてきたとおり、賃貸マンション・アパートでも光回線を契約すること自体は可能ですが、現在回線が全くひかれていない、あるいは「インターネット対応」の物件で共用部分までしか回線が来ていない場合、大家さんや管理会社から工事の許可を取る必要があり、取れなかった場合はいくら光回線を使いたくても使えません。

一方、WiFi回線を利用するホームルーターであれば、プロバイダと契約すれば工事なしで端末が届き次第すぐネットを使えますし、オンラインゲームの種類、具体的に言うと「FPS」系以外のオンラインゲームであれば、通信速度的にもPING値で見ても十分対応できます。

そのため、賃貸物件にお住まいでオンラインゲームのために光回線を契約したかったが、大家さんや管理会社から工事の許可が出なかった場合や、引っ越しが多く撤去工事の費用が発生する可能性が高い場合は、開通工事の一切必要ないホームルーターの利用を検討すべきです。

ゲームにおすすめの光回線に関するQ&A

快適に、ストレスを感じずオンラインゲームができるインターネット回線の基準を教えてください。
まず、通信速度に関しては最もシビアなFPS系で「60~70Mbps以上」、対戦格闘ゲームやスポーツゲームで「40~50Mbps以上」、その他のジャンルなら「30Mbps以上」あれば十分なので、光回線はもちろんWiFi回線を利用したホームルーターでも対応できます。一方、数値が低いほどタイムラグに悩まされずゲームに集中できる「PING値」に関しては、FPS系で「15~20ms以下」、対戦格闘ゲームやスポーツゲームで「30ms以下」、その他のジャンルなら「40ms以下」であることが理想的とされています。ですので、ジャンル問わずオンラインゲームを快適に楽しもうと考えているのであれば、通信速度・安定性・タイムラグの少なさという3要素が揃っている、光回線がおすすめになってきます。
光回線で送られたデータを受け取り中継する「ルーター」はどんなものを選ぶとよいのでしょうか?
通信速度が速く安定性もある光通信が引かれていても、それを中継する「ルーター」の処理能力が低いと、通信速度が低下したりタイムラグが発生することがあります。ですので、処理能力を決めるCPUは「1.5GHz以上」、かつコアが2つ以上ある「マルチコアプロセッサー」のルーターを選んだほうが良いでしょう。ちなみに、「ASUS」や「TP-Link」といった電子機器メーカーからは、オンラインゲームに特化した「ゲーミングルーター」がリリースされているので、それをチョイスするのも手です。

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