今や、サクサクつながる快適なインターネット環境は、ガス・水道・電気・電話などに次いで、日常生活に欠かせない重要なライフラインになりつつあります。
そんな中、工事なしで早ければ申し込みの即日に、受け取りが出来、高速インターネット通信を今すぐできるポケット型wifiの導入を検討する際、契約後の毎月の支払方法について、水道光熱費や携帯料金のように「口座振替」に対応しており、クレジットカードを持っていなくとも「審査なし」で利用できるポケット型wifiを探している方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、口座振替での支払い決済に対応しており、かつ審査なしのポケット型wifiはあるのか、それともないのか徹底検証したいと思います。
口座振替で完全に審査不要のポケット型wifiは存在しない
最初に結論から言ってしまうと、口座振替はもとよりクレジットカード、あるいはデビットカードなどその他の決済方法であったとしても、一切審査なしでゲットできるポケット型wifiは、執筆現在この世に存在しません。
出典:金融庁個人情報信用機関とはいえ、ポケット型wifiを契約する際に行われる審査は、クレジットカード作成時やカードローンの申し込み時のように厳しくシビアなものではなく、「毎月滞りなく料金を支払ってくれるかどうか」に限られるため、毎月の水道光熱費や携帯電話代を滞りなく口座振替などで支払い続けている方であれば、それほど過敏に考えすぎることはないでしょう。
また、クレジットカードをすでに持っている方の場合は、クレジットカードの契約時に収入面の審査が行われそれに通過しているため、ポケット型wifiに申し込んだ際に決済方法としてクレジットカードを選択した方の場合は、少なくとも収入に関する審査は終了している、または行われないと考えられます。
そのため、クレジットカードを持っていたほうが審査がスムーズで、ポケット型wifiを即日ゲットしやすいというのは事実ですが、口座振替を選択したからと言って極端に審査が厳しくなるというわけでも、即日利用が無理だというわけでも決してありませんので、ご安心ください。申し込みをした日に即日で受け取れるポケット型wifiもあります。
なお、以下で紹介しているポケット型wifiに関しては、クレジットカードを持っていない方でも、簡単な審査&口座振替で、申し込みの即日に利用できる可能性の高いポケット型wifiになります。
口座振替で「審査なし」が良かった人が使いたいポケット型wifi5選
ポケット型wifiの審査は厳しくない!確認されることはコレ
前述した通り、ポケット型wifiの審査は信用情報機関から情報を入手し、過去の延滞や他社での借り入れなどまで詳細に調べ、現在の収入はもちろん職業属性や勤務年数まで加味して審査を行う、クレジットカードやカードローンの申し込み時ほど、綿密かつシビアで厳しいものではありません。
ポケット型wifiの審査において確認されるのは大きく2点、1点目は毎月発生する利用料金を支払っていく能力(=経済力)があるかどうかですが、これに関しては申し込み時点で定期的な収入を得ているのであれば、職業属性が正社員ではなくアルバイトやパート、または年金収入などであっても問題なくパスすると考えられます。
もう少し具体的に言ってしまうと、クレジットカードの場合も毎月の支払いは数千円程度ですが利用限度額は30万円や50万円などといったまとまった金額になってくるため、支払能力に関しては限度額を一括返済可能かどうか、という基準で判断されます。
一方、ポケット型wifiの場合は毎月の支払額は4000~5000円程度、端末代を入れても数万円程度にしか達しませんから、クレジットカードやカードローンの審査に通過しなかった方でも、ポケット型wifiの審査に通過する可能性は十二分にあります。
2点目は、「滞りなく料金を支払えるか」という判断になりますが、これは少々クレジットカードやカードローンの審査と、性質が似通ってきます。
というのも、ポケット型wifiの月額料金の支払いは、電気代や水道代の支払いと同じく本来クレジットカードやカードローンのような「借金(債務)」ではありませんが、毎月の支払いが一定期間滞ってしまった時点で「借金(債務)」となり、クレジットカードやカードローンの利用履歴や延滞履歴などと同様に、信用情報機関に情報が残ってしまう場合があります。
つまり、ポケット型wifiを過去に契約していてその支払いが滞り、借金(債務)として信用情報機関に履歴が残っている場合、「滞りなく料金を支払えるか」という点で疑問符が付き、ポケット型wifiの審査に通らない可能性があるというわけです。
この2点目の判断に関しては、志原方法がクレジットカードであろうが口座振替であろうが必ず行われ、1点目として挙げた収入面(料金支払い能力)の審査より厳密に厳しく判断が下されるため、クレジットカードをすでに持っていて支払方法に設定したとしても、過去にポケット型wifi料金の延滞がある場合は、審査に落ちてしまうことがあります。
店頭申し込みとネット(WEB)申し込みで口座振替の審査難易度は変わるか
ポケット型wifiを店頭で申し込み審査を受けるということは、必然的に店員と顔を突き合わせて手続きを進めることになりますが、ネット(WEB)申し込みの場合は、必要書類の提出も郵送やメール添付などで可能ですし、自宅にいたまま誰にも会うことなく契約完了までこぎつけられるため、手軽で便利かつスピーディーです。
ただ、店頭申し込みとネット(WEB)申し込みで、審査の基準が変わるというわけではなく、申込者の条件が同じであれば、「審査の結果も同じ」だと考えて間違いありません。
とはいえ、WEB申し込みは手続きが用意で手軽であるものの、書類の送付と到着さらにポケット型wifi端末の発送に時間がかかるため、申し込みしてから端末が到着し使用できるようになるまで、書類にやりとりが郵送の場合は2週間程度、メール添付の場合でも3~4日程度はかかってしまいます。
一方、店頭申し込みの場合は、店舗にいちいち来店する手間や店員とやり取りする必要はありますが、全ての必要書類に不備がなく審査にも通過し、希望する端末が店舗に在庫していた場合、申込即日に端末を手に入れて快適にネットを始めることも可能です。
端末無料のポケット型wifiの口座振替審査のハードル
契約する時期、またはプロバイダによって変化しますが、現在多くのポケット型wifi業者が提供している端末の価格は、「2万円~3万円」程度です。
契約する際、「初期費用」の一部としてこの端末代を支払う必要があるプロバイダもありますが、端末代を分割請求しその分を毎月割引することによって、端末代を「実質無料」にしているプロバイダも多く、初期費用を抑えたいユーザーから支持を集めています。
そして、端末代が実質無料で済むポケット型wifiとの契約を検討しているユーザーの中には、端末代を諸費用として請求してくるポケット型wifiより、口座振替時の審査が厳しくなるのではないかと心配しているケースもあるようですが、正直なところ端末代があるかないかによって、口座振替審査のハードルの高さが変化することはまずありません。
ただし、端末代を分割請求しその分を毎月割引することによって、端末代を「実質無料」にしているポケット型wifiの場合、端末代の支払いが完了する(割引期間が終了する)前に解約した場合、端末代の残債が一括請求されることだけは、覚えておくとよいでしょう。
口座振替で「審査なし」が良かった人が使いたいポケット型wifi7選
では次に、口座振替での料金支払いに対応していて、かつ「審査なし」を望んでいた方にうってつけだと考えられるポケット型wifiを紹介しておきましょう。
実のところ、ポケット型wifiを提供しているすべてのプロバイダ・通信会社が、支払方法の1つとして口座振替に対応しているわけではなく、支払方法をクレジットカードのみとしているところも少なくありません。
しかし、国内携帯キャリア系のほか、それぞれ特徴や料金設定などの異なるプロバイダが、口座振替に対応しています。
よくあるご質問:BIGLOBE WiMAX 引用:Q. 料金の支払い方法にはどのようなものがありますか。 A. 預金口座振替と銀行振込(コンビニ支払いも含む)があります。
以下で示している7社は、そんな中でも口座振替で「審査なし」が良かった人から、多くの支持を集めているポケット型wifiになります。
いずれも、多数のユーザーを集める人気ポケット型wifiですが、下表で示した通りそれぞれ持ち味が異なるため、この後の詳細な解説を参考に、自分のネットライフと一番しっくりくるポケット型wifiを選びましょう。
サービス名 | 月額料金 | 最大通信速度(ダウンロード時) | 口座振替の有無 | 契約時の審査 | その他特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Broad WiMAX | 【スタンダードプラン(2年契約)】 初月:990円(税込)~ 1~36カ月目:3,773円(税込) 37ヶ月目以降:4,950円(税込) 【期間なしプラン(契約期間なし)】 初月:990円(税込)~ 1~36か月目:4,378円(税込) 37ヶ月目以降:4,950円(税込) |
4,2Gbps | 有 | 〇 | 最大19000円まで、他社の解約違約金を負担してくれるキャンペーンがあるため、乗り換えを検討しやすい。 |
BIGLOBE WiMAX | 【ギガ放題プラス】 初月(サービス開始月・0ヶ月目):0円 1~24ヶ月目:3,773円(特典適用時) 25ヶ月目以降:4,928円 |
4,2Gbps | 有 | 〇 | 5G通信に対応した「ギガ放題プラス」が初月(サービス開始月)0円 |
縛られないWiFi | 【WiMAXギガ放題プラン】 4,620円/月(端末無料レンタル&ハイスピードエリアプラスモードの利用料無料) |
440Mbps | 有 | 〇 | データ端末が無料レンタル&ハイスピードエリアプラスモードの利用料無料 |
Rakuten WiFi Pocket | 【Rakuten 最強プラン】 20GB超(無制限):3,278円 3GB超~20GB未満:2,178円 3GB未満:1,078円 |
150Mbps | 有 | 〇 | ポケット型wifiとしては珍しい「従量制課金」を採用。 |
WiFi革命セット | 初月:880円 2~36ヶ月目:3,630円 37ヶ月目~:7,568円 |
ホームルーター:2.1Gbps ポケット型wifi:150Mbps |
有 | 〇 | ホームルーターとポケット型Wi-Fiの2台を、約1台分の価格で利用できる |
UQモバイル | 【ギガ放題プラスS 】 13ヶ月間:4,268円(WiMAX+5G割適用後) 以降:4,950円 |
3.9Gbps(端末によって変化) | 有 | 〇 | 大手通信キャリアグループの一員としての信頼性・安定感、サポート体制の充実度などが魅力。ただし、月額料金設定はやや高め、 |
Y!mobile | 月額4,065円(5Gは7GBまで) | 2,4Gbps(端末によって変化) | 有 | 〇 | 大手通信キャリアグループの一員としての信頼性・安定感、サポート体制の充実度などが魅力。ただし、月額料金設定はやや高め。 |
「Broad WiMAX」は審査なしで口座振替したかったときに検討しやすい
続いて紹介する「Broad WiMAX」は、快適なインターネットサービスによって、人の生活をより豊かにしようと日々邁進している、株式会社Link Lifeが提供するポケット型wifiです。
サービス名 | Broad WiMAX |
---|---|
月額基本料金 | 【スタンダードプラン(2年契約)】 初月:990円(税込)~ 1~36か月目:3,773円(税込) 37ヶ月目以降:4,950円(税込) 【期間なしプラン(契約期間なし)】 初月:990円(税込)~ 1~36か月目:4,378円(税込) 37ヶ月目以降:4,950円(税込) |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | 2年orなし |
最大通信速度(ダウンロード時) | 4,7Gbps |
特典・キャンペーン等 | 2台同時申し込み5,000円キャッシュバックキャンペーン 他社解約違約金負担キャンペーン・・・最大19,000円 |
Broad WiMAX最大の特徴は、何といっても月額料金のリーズナブルさで、コスパに優れる縛り期間ありプランにしろ、36ヶ月目まで税込4,000円を切る月額料金の安さは、ポケット型wifi多しと言えどトップレベルに入ります。
また、クレジットカード決済でも口座振替でも月額料金のリーズナブルさは変わりませんし、他社から乗り換える際にはもとの加入先から請求された解約違約金を、最大19000円(非課税)まで負担してくれるキャンペーンが展開されているため、審査なしで口座振替したかったときに検討しやすいポケット型wifiの代表格です。
キャッシュバックキャンペーンのあるBroadWimaxの公式サイトを見る
「BIGLOBE WiMAX」は初月0円ギガ放題プラスで口座振替も楽々
口座振替で「審査なし」が良かった人が、使いたいポケット型wifiのトップバッターとして紹介する「BIGLOBE WiMAX」は、データ容量実質無制限の5G通信に対応した「ギガ放題プラス」が、なんと初月(サービス開始月)0円で利用できることで人気を集めています。
サービス名 | BIGLOBE WiMAX |
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月額基本料金 | 【ギガ放題プラス】 初月(サービス開始月・0ヶ月目):0円 1~24ヶ月目:3,773円(特典適用時) 25ヶ月目以降:4,928円 |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | なし |
最大通信速度(ダウンロード時) | 4,2Gbps |
特典・キャンペーン等 | プラン料金値引き特典・・・1~24カ月目の料金が1,050円(税込1,155円相当)/月 値引き |
また、俗に「縛り期間」と呼ばれる最低契約期間が一切存在せず、おのずといつ解約しても解約違約金が発生しないため、お試し感覚で契約できるのが魅力ですし、1~24ヶ月までの月額料金が税込1,155円/月も割引される特典に関しても、加入しなければならないオプションなどの適用条件が特になく、手続きなしで自動的に反映されるので、もらいそびれる心配もありません。
クレジットカード決済でも口座振替でも、毎月発生する月額料金に変わりはありませんが、データ端末の代金がクレジットカード決済の場合は24回の分割払いとなりますが、口座振替の場合は分割ができず「契約時の一括払いのみ」となる点には注意が必要です。
「縛られないWiFi」は契約期間の縛りがなく口座振替で支払いできる
「縛られないWiFi」は、auひかりの代理店業なども務めているインターネット会社「株式会社25」が、2021年の6月21日に提供開始したポケット型wifiで、そのサービス名が示している通り契約期間の縛りが一切存在せず、いつ解約しても違約金が発生しないことが特徴です。
サービス名 | 縛られないWiFi |
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月額基本料金 | 【WiMAXギガ放題プラン】 4,620円/月(端末無料レンタル&ハイスピードエリアプラスモードの利用料無料) |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | なし |
最大通信速度(ダウンロード時) | 440Mbps |
特典・キャンペーン等 | 以前利用していた方限定事務手数料無料 |
契約期間だけではなく、通信データ量にも実質的な制限のないギガ放題プランの料金が「4,620円/月」と、価格競争の激しいポケット型wifi市場にあって、特段安いという水準ではありません。
しかし、縛られないWiFiはサービスに使用するデータ端末を無料レンタルしており、この月額料金の中には通常なら分割払いもしくは契約時に初期費用として一括払いする「端末代」が含まれているうえ、月額1000円程度かかるハイスピードエリアプラスモードの利用料無料であることを考えると、かなりお得な料金設定です。
「Rakuten WiFi Pocket」は1,078円からで口座振替の審査も簡単
ドコモ・ソフトバンクそしてWiMAXの本家・本元であるau に次ぐ、第4の携帯キャリアとして参入を果たした楽天は、「Rakuten WiFi Pocket 2C 」という名前のオリジナルデータ端末を用いた、口座振替対応のポケット型wifiサービスの提供を行っています。
サービス名 | Rakuten WiFi Pocket |
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月額基本料金 | 【Rakuten 最強プラン】 20GB超(無制限):3,278円 3GB超~20GB未満:2,178円 3GB未満:1,078円 |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | なし |
最大通信速度(ダウンロード時) | 150Mbps |
特典・キャンペーン等 | 楽天モバイル紹介キャンペーン・・・紹介した側に7000ポイント、紹介された側に6000ポイントの楽天ポイントプレゼント 楽天モバイルルーター1円 |
Rakuten WiFi Pocketの特徴は、何といっても毎月使った他通信データ量に応じた料金を支払う、他社にはない「従量制課金」システムを採用していることで、現在提供されている「Rakuten 最強プラン」は20GBを超えるとデータ量無制限で「3,278円」とそれだけでも十分リーズナブルな設定ですが、3GB超20GB未満なら「2,178円」、3GB未満なら「1,078円」と、データを使わなかった月は月額料金がどんどん安くなります。
また楽天ならではのポイントとして、Rakuten WiFi Pocketを含む来店モバイルのユーザーが国内最大級のECサイトである楽天市場で買い物をすると、楽天ポイントが通常の最大3倍貯まるのも大きな魅力です。
「WiFi革命セット」は口座振替OKでクレジットカードなしでも利用できる
個性的なネーミングで話題の「WiFi革命セット」は、株式会社グッド・ラックが提供しているポケット型wifiサービスで、口座振替はもちろんクレジットカードでも決済可能なうえ、家庭用のホームルーターと外出用のポケット型Wi-Fiの2台を、約1台分の価格で利用できるのが最大の特徴です。
サービス名 | WiFi革命セット |
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月額基本料金 | 初月:880円 2~36ヶ月目:3,630円 37ヶ月目~:7,568円 |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | なし |
最大通信速度(ダウンロード時) | ホームルーター:2.1Gbps ポケット型wifi:150Mbps |
特典・キャンペーン等 | あんしん乗り換えキャンペーン・・・他社の解約金&光回線撤去費用の全額負担 |
工事なしで家庭内で高速ネット通信が楽しめるホームルーター(ターミナル5)と、中古レンタルになるとはいえ下り最大150Mbpsという十分なスペックを有するポケット型wifiを同時に使えるため、場所を問わずどこでもインターネット環境を整えられるうえ、気になる端末代についても36回分割支払い相当額が月々割引され実質無料になるため、初期費用が膨らむ心配もありません。
また、契約期間の定めがないため解約違約金も発生しませんが、36回の分割期間中に解約した場合は、端末の材細分が一括請求されるので注意が必要です。
「UQ WiMAX」はWiMAXの大本としての安定感が売り
「UQ WiMAX」は、国内携帯キャリアの一角である、au傘下のUQコミュニケーションズが提供しているポケット型wifiサービスで、ここまで紹介してきた「BIGLOBE WiMAX」や「Broad WiMAX」などといったプロバイダ系ポケット型wifi(WiMAX)は、すべてこのUQコミュニケーションズが整備・管理しているWiFi回線を借り受ける形で、サービス提供を行っています。
サービス名 | UQ WiMAX |
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月額基本料金 | 【ギガ放題プラスS 】 13ヶ月間:4,268円(WiMAX+5G割適用後) 以降:4,950円 |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | 2年orなし |
最大通信速度(ダウンロード時) | 3.9Gbps(端末によって変化) |
特典・キャンペーン等 | 特になし |
数多く存在するWimaxの大本である、UQモバイルが運営しているわけですから、通信速度などのスペックが他社の劣るはずもありませんし、信頼性や安定性で言えば他社を凌駕しますが、運営母体が大きくスタッフが常駐する有人店舗も各地に存在するため、やや月額料金がプロバイダ系のポケット型wifiより若干高めです。
ただ、有人店舗でモバイル端末やプランのことに詳しいスタッフに相談しながら、自分にぴったりのプランなどを決めることができますし、使用中に何かしら問題やトラブルが発生した際のサポート体制が充実しているほか、クレジットカードが必要になりますが、「Try WiMAX」というサービスで契約前に電波を確認可能です。
「Y! mobile」は有人店舗が各地に点在しているので安心
最後に紹介する「Y! mobile」は、国内携帯キャリアの一角であるソフトバンクが運営している、格安通信モバイルブランドで、ポケット型wifiとしての通信速度や安定性は親がお車であるソフトバンクが提供している者と変わりませんが、若干リーズナブルな月額料金設定になっています。
サービス名 | Y! mobile |
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月額基本料金 | 月額4,065円(5Gは7GBまで) |
契約時の審査の有無 | 〇 |
決済方法 | 口座振替、クレジットカード |
最短契約年数(縛り期間) | 3年 |
最大通信速度(ダウンロード時) | 2,4Gbps(端末によって変化) |
特典・キャンペーン等 | 特になし |
前出した「UQ WiMAX」同様、運営会社の知名度や信頼性は抜群に高く、トラブルが発生したり、疑問点が出てきた際のカスタマーサポート体制も充実しており、契約の際わからないところなどを実店舗でスタッフに対面で問い合わせながら、プランや端末を選ぶことができます。
また、以前は支払い方法として口座振替を選択する場合、全国各地に点在刷実店舗までわざわざ赴く必要がありましたが、現在はWEBからでも手続きを行えるように改善されました。
口座振替のポケット型wifiの審査に落ちる人とは?デビットカードなどと比較
そこまで厳しくないとはいえ、審査がある以上口座振替のポケット型wifiの審査に落ちてしまうケースもありますが、いったいどんな状況・条件だと審査に通過しないのでしょうか。
決済の方法 | 審査の難易度 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
クレジットカード | 非常に通過しやすい | ・口座振替より料金的にお得になることが多い ・審査スムーズかつ容易になる ・クレジットカードそれぞれのポイント還元や特典の対象になることがある |
・クレジットカード自体の年会費などが発生する ・クレジットカードを持っていないと契約できない |
口座振替 | クレジットカード決済を選択した時に比べるとやや審査に通りにくい | ・支払い状態の管理がしやすい ・払い忘れの心配が少ない ・クレジットカードがなくても契約できる |
・口座振替手数料がかかる ・審査・端末入手にやや時間がかかるときがある ・契約先の選択肢が狭くなる |
ポケット型wifiの決済方法には、大きくクレジットカード決済と口座振替の2種類があり、いずれの場合も契約時に審査が行われますが、既に支払い能力のついてある程度担保されているクレジットカード決済より、口座振替を選択した時のほうが、若干ながら審査が慎重になるのは確かです。
加えて、口座振替を選択した場合、その口座が本当に契約者自身の口座なのかを確認する必要があるため、若干時間がかかってきます。
とはいえ、クレジットカードの新規作成時やろーーん申し込み時のように、勤務先への在籍確認が行われたり、収入証明書の提出などを求められることもなく、基本的に申込者の申告内容に従って審査が行われ、必要となる書類等も運転名巨匠や保険証などの本人確認書類と、本人名義の普通預金口座情報程度で済みます。
一方、過去に携帯電話料金などを延滞した覚えがなく、安定した収入もあるのに口座振替ポケット型wifiの審査に落ちたというケースで意外に多いのが、申込書類やWEB上の申し込みフォームの記入ミス・記入漏れです。
特に、口座振替の場合は、料金支払いに使用する普通預金口座の情報(口座番号・支店名・金融機関名など)に誤りがあったことで審査に通過しなかったというケースも多いため、記入ミスや記入漏れには十分注意しましょう。
また、クレジットカード決済ではOKだったのに、口座振替にするとNGが出てしまうことはまれにありますが、口座振替で審査が通っているのに、クレジットカードで審査落ちする可能性はまずありません。
ちなみに、クレジットカードと使い方がよく似ているものに「デビットカード」があり、現金のようにかさばることがなく、クレジットカードのように使い過ぎることもない、安心で安全な決済手段として活用している方も多いですが、残念ながらポケット型wifiの月額料金支払い方法として、デビットカードを使うことはできません。
ですので、デビットカードでの支払いを考えていた場合は、クレジットカードを用意するか、先ほどお紹介した口座振替が可能なものを選択するようにしましょう。
ブラックでもwi-fi契約できるのか
実際に黒塗りされた名簿やリストが存在するわけではありませんが、俗にいう「ブラック(ブラックリストに載る)」とは、過去に料金の支払いを一定期間以上遅延したり、債務整理・自己破産などの金融事故を起こし、その事実が信用情報として残っている状態のことを指します。
ポケット型wifiを含むインターネット契約は、先にサービスの提供が始まりその料金を月単位で後払いしていく契約になるため、冒頭から解説しておる通り契約の際には必ず、「毎月滞りなく料金を支払ってくれるかどうか」を判断するための審査が行われます。
そして、あくまでも通信会社やプロバイダの独自判断になるため「絶対審査に通らない(契約できない)」とは言えませんが、現状ブラックになっている方がポケット型wifiを含む後払い方式のwi₋fi契約において、契約時の審査に通過するのはかなり困難だと考えています。
とはいえ、ブラックという状態は永遠に続くわけではなく、ポケット型wifiなどのモバイルwi₋fi契約と関連の深い携帯電話料金延滞によるブラックは、延滞していた携帯電話の契約解除から「5年」経過すると消滅するため、以降延滞などをしていなければ過去にブラックになっていても、wi₋fi契約をすることは可能です。
また、先払いした料金分だけwifi通信可能なモバイル、例えばプリペイド型SIMを挿入して利用する、「SIMフリースマートフォン」「SIMフリーモバイルWi-Fiルーター」「SIMフリーホームルーター」であれば、現在ブラックで後払い式は契約できなくとも、wifiを通じてインターネットを利用することができます。
ポケット型wifiを口座振替で契約する場合の注意点
さて、ここまで口座振替で「審査なし」が良かった人が使いたいポケット型wifiを紹介したうえで、その審査において確認されることなどを整理してきました。
そこでここからは、首尾よく口座振替OKのポケット型wifiの審査につい活かし、契約を結ぶ際に気を付けておきたいこと、注意点などをまとめておきましょう。
ポケット型wifiの端末入手に時間がかかる場合がある
ポケット型wifiの契約が締結され、端末が手元に届き快適にインターネットを楽しむためには、まず最初に審査に通過しなければ何も始まりません。
そして、支払方法としてクレジットカードを選択した場合は、審査のうち「支払能力の有無」に関して確認する必要がないため審査時間が短くて済みますが、口座振替を選択した場合は支払い能力の有無から確認しなければならないのに加え、申請された口座が有効であるかのチェックも加わりますから、どうしても審査に時間がかかってしまいます。
そのため、申し込みをすれば最短当日に端末を発送し、翌日には自宅に端末が届くとうたっているポケット型wifiであったとしても、審査に時間・日にちがかかっってその後の端末の発送・到着もずれ込み、端末の入手が遅れてしまうということも十分あり得るわけです。
ただ、口座振替対応のポケット型wifiを申し込んだ場合でも、必要書類などをぬかりなく準備し審査も問題なく進み、希望端末の在庫が確保されている場合は、クレジットカード決済で申し込んだ時と大して変わらない時間で、端末を入手できるケースも多々あります。
口座振替手数料が発生するというのがリスクである
これが、口座振替対応のポケット型wifiを利用する際に発生する、もっとも大きなデメリットと言えるかもしれませんが、ポケット型wifiの決済方法として口座振替を選択すると、クレジットカード支払いにはかからない「口座振替手数料」が毎月かかってしまいます。
口座振替手数料は、1回の決済につき110円~220円程度と大きな金額ではありませんが、そもそもポケット型wifiの月額使用料は月々4000~5000円と大きな金額ではありませんし、口座振替手数料は一度限りではなく契約をしている限り毎月発生する出費ですから、ネット環境を整備す津に当たってのコストとして、頭に入れておくべきです。
また、すべての通信会社やプロバイダがそうというわけではありませんが、口座振替支払いは会社側も事務手続きなどに手間と時間、そして労働力などが必要なため、同じ会社の同じプランであってもクレジットカード決済より口座振替のほうが高い料金設定になっていることあるので、事前に良く確認しておきましょう。
プロバイダの選択肢が狭まってしまう
ポケット型wifiの決済方法は、口座振替またはクレジットカード決済のいずれかになりますが、クレジットカード決済に対応していないポケット型wifiはありませんが、口座振替に対応していない通信会社やプロバイダは数多く存在します。
元をただすと、UQコミュニケーションズが整備・提供しているwifi回線を借り受け、サービスを展開しているポケット型wifiの場合、通信速度の速さや安定度の関しては、実のところどの通信会社・プロバイダを選んでも、大差はありません。
ただ、通信会社やプロバイダによって、月額料金やキャンペーンなどが異なるため、口座振替に対応していないプロバイダが選択肢から外れてしまうというのは、少しでも月額料金の安いポケット型wifiを探しているユーザーや、キャッシュバックキャンペーンを狙う方にとっては、大きなデメリットとなります。
口座振替&審査なしのポケット型wifiに関するQ&A
最後に、口座振替&審査なしのポケット型wifiに関するよくある質問とその回答例をいくつか挙げておきますので、ここまでの解説で疑問が残っているという方は、是非参考にしてみてください。
- 過去に携帯電話の料金を延滞したことがあると、口座振替のポケット型wifiの審査に通らないと聞いたことがありますが、本当でしょうか。
- 口座振替、クレジットカード決済に関わらず、ポケット型wifiを契約する際は必ず、「料金を滞りなく支払えるかどうか」を判断する審査が行われます。そして、携帯電話料金の延滞情報は延滞していた期間・時期によりますが、多くの通信会社やプロバイダが審査に利用することがある、信用情報機関に事故情報として残っていることがあります。これを「ブラックリストに載っている」と呼ぶことがありますが、この状態の場合はポケット型wifiの審査に通過することは困難です。とはいえ、延滞していた期間が極めて短い場合や、延滞していた時期が信用情報機関から抹消される5年以上前の場合は、審査に影響しないケースもあります。ただし、延滞していたところと同じ携帯キャリア、またはそのグループ会社が提供しているポケット型wifi、例えば過去にauの携帯電話代を長期間延滞していたユーザーが、UQ WiMAXを申し込んだ場合、支払方法が口座振替・クレジットカードに関わらず、ブラック情報が抹消されていたとしても、UQ WiMAX独自の判断で審査不合格となる場合もあります。
- 一定期間だけ端末を借りる「レンタルポケット型wifi」の口座振替でも審査はあるのでしょうか?
- レンタルタイプのポケット型wifiであったとしても、レンタル期間中の通信料とレンタル料金が「後払い式」で発生するわけですから、それをしっかりと支払えるかどうかの審査が行われます。ただ、長期間にわたって契約を続けるタイプのポケット型wifiよりは、若干審査が緩めになるのではないかと考えられます。