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香港の観光名所として知られた水上レストラン「珍宝王国(ジャンボ・キングダム)」(全長約76メートル)の船舶が南シナ海の西沙諸島近海で転覆し、漂流している問題で、運営会社は26日、新たな声明を出した。香港では保険金目当てで老朽化した船を故意に転覆させたのではないかとの疑惑が報じられていた。運営会社は「保険金のためではない」と強く否定した。香港公共放送RTHKなどが報じた。
声明で運営会社は、中国海南省三沙市の海事当局が事故の調査をしていると説明した。中国政府は西沙諸島を含む南シナ海一帯の領有権を主張し、三沙市の管轄下にあるとしている。今後、三沙市海事当局が、海洋に関する国際法規に基づいて適切な対応を取るという。西沙諸島は、ベトナムや台湾も領有権を主張している。
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