ジェットスター、国内線基本運賃5%上げ 燃油高受け
格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は20日、6月30日正午の購入分から国内線の基本運賃を全路線平均で5.2%値上げすると発表した。全路線の運賃を見直すのは消費増税のあった2019年秋以来となる。
成田空港発着の多くの路線は運賃の下限を10%前後引き上げる。成田―関西線の下限は3580円から3980円に、成田―新千歳線は4480円から4980円にする。クレジットカードやモバイル決済などの支払手数料も20円値上げする。
ロシアのウクライナ侵攻などを背景とした燃料費の高騰を反映させる。
LCCのピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)も6月、国内線の運賃を平均で約6%引き上げた。日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)も今春に値上げしている。
原材料価格や物流費の高騰を受け、食品やサービス、電気・ガスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。