test

KNT-CTパートナーズ会、堀氏が会長を続投 旅を通して地域活性化へ

2022年6月6日
編集部:長谷川 貴人

2022年6月6日(月)配信

KNT-CTパートナーズ会の堀泰則会長

 KNT-CTパートナーズ会(堀泰則会長、3547会員)は6月2日(木)、東京都港区のシェラトン都ホテル東京で通常総会を開いた。2024年度までの続投が決定した堀会長は「ウィズコロナ・アフターコロナのなかで、我われは新しい旅を模索しながら、旅の新しいニュースタイルを築いていかなければならない。『共生・共創』をテーマに掲げ、KNT-CTホールディングスとともに事業を通して共生していく。そして旅を通して地域を創生し、共創していく」と力を込めた。

 21年度のKNT-CTホールディングスは、構造改革により21年10月に新生「近畿日本ツーリスト株式会社」を発足。クラブツーリズムが月額定額制サービスのクラブツーリズムパスを含め、新しい事業展開を進めた。堀会長は「一緒に旅の安心安全をしっかりと担保し、地域共創をテーマに旅を通して地域を活性化させていくことが肝心」と考えを述べた。

KNT-CTホールディングスの米田昭正社長

 KNT-CTホールディングスの米田昭正社長は「新時代の旅行業が、地方創生になることはまず間違いない」と強調した。地域共創事業を拡大していくと伝え、クラブツーリズムでは、クラブツーリズムパス「地域大好きクラブ」などを展開。KNT-CTホールディングスでは、独自の地域に根付いた着型旅行の拡充を目指し、ナイトタイムエコノミーの活性化を進めると明かした。

近畿日本ツーリストの髙浦雅彦社長

 近畿日本ツーリストの髙浦雅彦社長は「一年を通じて、本業で十分な送客ができなったことを、今年度の目標に変えてスタートさせた」と会員に向けて報告。「22年度は本業で送客を全うするとともに、公務系の受託事業や地域開催のスポーツ事業にも経営資源を集中し、継続黒字化をはかる」と方針を伝えた。

近畿日本ツーリストコーポレートビジネスの髙川雄二社長

 近畿日本ツーリストコーポレートビジネスの髙川雄二社長は、22年度について「企業や団体へのMICE事業、中央省庁のBPO事業、スポーツ事業に力を入れていきたい」と話す。同時に、再開に向けて準備を進めている訪日事業も力を入れていく考えを示した。

クラブツーリズムの酒井博社長

 クラブツーリズムの酒井博社長は、22年度の国内旅行の売上高を「コロナ禍前の18年度の実績に戻すことが最大の目標。質もさることながら、徹底的な量の追求でパートナーズ会の役に立てれば」と考えを述べた。さらに「22年をSDGs元年と位置付け、具体的な取り組む内容とKPI(重要業績評価指標)を策定し、社会課題への解決に貢献していく」と宣言した。

 なお、23年度の通常総会は、来年5月30日(火)に東京都港区のシェラトン都ホテル東京での開催を予定していると発表した。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。