Cruise Industry Newsによると、ノルウェージャンクルーズライン(NCL)はプライド・オブ・アメリカによるハワイクルーズについて乗組員の数を十分に揃えられないことから乗客数を制限することを決めた。

予約済みの顧客がキャンセルとなることもあるといい、すでに案内も開始。対象の顧客には全額を返金するほかクルーズ料金の100%相当をフューチャークルーズクレジットとして提供予定で、さらに航空券のキャンセル料などについても1人500ドルを上限にNCLが負担する。

クルーズ業界では急速に需要が戻っており2023年末までに完全回復との見方も示されているが、一方では旅行会社やホテルなどと同様に人員確保が課題となり、船内の一部レストランを閉鎖して運航するなどサービスを制限する例も出ている。