BTN Europeによると、フランス国鉄(SNCF)で旅客事業を担うSNCF Voyageursは航空会社との接続改善のためSITAと契約した。

鉄道と航空の輸送サービスを組み合わせて提供する際のサービス改善を目指すもので、APIのツールにより20の駅でのチェックイン手続きなどが改善するほか、航空会社との間で旅客情報のやり取りも可能になるという。

また、BTN Europeの別の記事では、ドイツ鉄道(DB)とスペインのブエリングがバーチャルインターラインを開始したことを紹介。ブエリングのベルリン線と、ベルリンからの鉄道を単一の予約記録として作成できるようになる。

欧州ではサステナビリティの観点から鉄道利用への関心やプレッシャーが高まっており、航空会社と鉄道会社の提携も拡大している。