ANA、富裕層向け「旅行デザイナー」 高額消費狙う
ANAホールディングス(HD)などが富裕層の訪日客をもてなす「トラベルデザイナー」の育成に乗り出した。日本の自然や文化を体験できる旅行を企画する力を養う。海外の富裕層は信頼する人材に旅行プランを一任するケースが多いが、日本ではそうした人材が少ない。富裕層の旅行での消費額は約200万円と一般客よりも高額だ。訪日客の回復状況が不透明ななか、富裕層の呼び込み強化で観光収入を改善させる。
富裕層の消費額は1人192万円
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