機内食大手SATS、企業・消費者向け開拓 脱「兄頼み」
2024年にシンガポール西部に大型工場 インドでも23年に新工場
【シンガポール=中野貴司】シンガポールの機内食大手SATSが新型コロナウイルスの発生を契機に、航空関連以外の事業拡大を加速する。2023~24年に国内やインドで相次ぎ大型工場の操業を始め、機内食でなく、企業や消費者向けの食品事業を拡大する。かつては親会社で現在も事業構造上「兄」的な存在であるシンガポール航空への依存度を引き下げる。
4月7日、シンガポール西部のジュロン地区。最先端の工場や研究施設...
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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