伸びる海外旅行需要 近場より遠くを選ぶ傾向に=韓国
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2022.04.13 10:31
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの流行により大きく減っていた旅客機の運航が徐々に回復する中、海外旅行需要が伸びている。この間、旅行が制限されていた反動から、近くの周辺国よりも比較的飛行時間の長い遠くの国を旅行先に選ぶ人が多い。インターネット通販大手のGマーケットとオークションが13日、新型コロナのワクチン接種を完了した海外からの入国者に対する隔離義務の免除が発表されて以降の1カ月間(3月11~4月10日)の海外旅行商品に関するビッグデータ分析結果を発表した。
同期間、海外航空券の販売は9倍以上、現地ツアー商品の販売は8倍以上にそれぞれ急増した。一方、国内航空券の販売は3%増にとどまり、ほぼ変化がみられなかった。
海外旅行先も、近場より遠くを選ぶ傾向がみられる。
航空券の販売順位は1位がカンボジア(6時間)、次いでロサンゼルス(11時間)、ハワイ(8時間)の順で、飛行時間が6時間を超える行き先がトップ3に入った。
新型コロナ禍前の2019年の同期間には、比較的近場の大阪(2時間)、ダナン(5時間)、福岡(1時間)が1~3位を占めていた。
航空券の購入層も、19年は男性の割合が43%だったのに対し、今年は51%と初めて半分を超え、女性を上回った。また、50代以上の割合が32%と19年(24%)に比べ上昇した。
tnak51@yna.co.kr
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