米、アエロフロート含む航空会社3社に初の罰則…規制に違反して中国やインドに運航

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 【ワシントン=山内竜介】米国のバイデン政権は7日、ロシアへの経済制裁として発動した輸出規制に違反したとして、ロシアの航空会社3社に初の罰則を科すと発表した。米国の製品やサービスを禁じる命令を出した。3社は運航の継続が難しくなる。

ホワイトハウス
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 対象は、最大手アエロフロートのほか、アズール・エアとUTエア。米国はロシアへの航空機、航空機部品の輸出を禁止し、第三国からの提供も禁じている。米商務省は3社が米ボーイング機を使うなどして輸出規制に違反した運航を続けていると指摘し、強制的な措置に踏み切ると説明した。

 アエロフロートは、規制に違反して、ロシアと中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)などを結ぶ運航をしているという。

 商務省は3月、100機の航空機が米国の制裁に違反し、第三国からロシアに飛行したのを確認したと発表した。給油や整備、修理の提供も制裁違反にあたり、海外企業に二次的な制裁を科す可能性があると警告していた。今回の対応は中国などロシアと近い国をけん制し、制裁効果を高める狙いがあるとみられる。

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2904898 0 経済 2022/04/08 11:47:00 2022/04/08 11:47:00 2022/04/08 11:47:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220408-OYT1I50063-T.jpg?type=thumbnail

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