Travel Weeklyによると、米国などの主要都市のホテルで業績が回復傾向を示している。

STRの分析・コンサルティング担当上級副社長が説明しているもので、多くは引き続き苦戦しているものの傾向としてはプラスに転じており、2月には団体需要や法人需要の回復も見られたという。

昨年は国内需要に支えられて主要都市以外のホテルが回復をリードしたが、今年はそれに加えて訪米需要の復活とともにサンフランシスコやボストン、ニューヨークなどを訪れる観光客も増加する予想。ニューヨークでは、3月5日までの週の稼働率が60.4%で週末に68%となったのに対し、19日までの週では74.6%と82%に回復した。

このほか、ロンドンでもランガムの3月の稼働率は70%に迫り、1月の38%強、2月の約58%から大きく改善したという。

なお、記事ではワシントンDCの市況やロンドンの他ホテルの状況も紹介されている。