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チケットを手に飛行機に乗り込む乗客ら=中央区、神戸空港
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チケットを手に飛行機に乗り込む乗客ら=中央区、神戸空港
式典で花束や記念品を受け取った搭乗者の代表(中央の2人)=中央区、神戸空港
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式典で花束や記念品を受け取った搭乗者の代表(中央の2人)=中央区、神戸空港

 航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は27日、新たに神戸-新潟線を開設した。この区間の就航は、2007年6月に全日本空輸(ANA)が廃止して以来となる。

 新路線は1日2便(1往復)を運航し、75~80分で神戸と新潟を結ぶ。10月29日までのダイヤでは神戸発は午後6時40分、新潟発は同4時50分となる。

 FDAは19年10月、神戸空港に新規就航。新潟以外では、青森、花巻(岩手県)、松本(長野県)、高知の4路線(1日5往復、計10便)を展開する。

 新型コロナウイルス禍で航空需要の低迷が続くが、同社は「陸路に比べて大幅に時間を短縮でき、十分に需要がある」としており、神戸-新潟線で年間約4万人の利用を見込む。

 就航初日の27日は神戸空港で記念式典があり、同社の楠瀬俊一社長が「地域とともに成長していきたい」とあいさつ。神戸市の久元喜造市長が「観光だけでなく、ビジネスでも日本海側と結びつきが強くなることを期待する」と述べた。

 母親のふるさとが新潟県燕市だという会社員の男性(49)は搭乗前に「(神戸-新潟線の)開設を知り、久々に行ってみようと決めた。大阪(伊丹)空港は少し遠いし、新幹線は時間が掛かる。たびたび利用したい」と笑顔だった。(堀内達成)

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