JAL、4~5月上旬に3433便減便
日本航空(JAL)は15日、4~5月上旬に国内線69路線の3433便を減便すると発表した。4月に3305便、5月は1~8日に128便を減らす。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、運航規模を縮小してコストを抑える。事業計画に対する運航便数の割合である運航率(2021年度計画比)は4月が87%、5月1~8日が98%と、3月(76%)から引き上げる。需要の低迷が続けば、追加で減便する可能性もある。
4月は羽田空港や伊丹空港の発着路線を中心に、地方路線を含め幅広く減便する。5月1~8日は羽田―青森線や羽田―小松線など12路線を減便する。ゴールデンウイーク(GW)期間中は旅行需要の回復が期待できるとみて、運航率を高い水準とした。
3月23~31日に4路線21便を追加減便し、3月全体の運航率を76%とすることもあわせて発表した。