スイス国際航空、太陽光燃料使用でシンヘリオンと合意 世界初

スイス国際航空、太陽光燃料使用でシンヘリオンと合意 世界初
 3月1日、スイス国際航空は、同社と親会社の独ルフトハンザ・グループが合成燃料のシンヘリオンと太陽光航空燃料の使用で合意したと発表した。写真はルフトハンザのロゴ。フランクフルトで2014年2月撮影(2022年 ロイター/Ralph Orlowski)
[チューリヒ 1日 ロイター] - スイス国際航空は1日、同社と親会社の独ルフトハンザ・グループが合成燃料のシンヘリオンと太陽光航空燃料の使用で合意したと発表した。
同社は「世界で初めて太陽光燃料を使用する」と発表した。
この燃料は、太陽集光によりカーボンニュートラルのケロシンを生成する技術で作られたもの。
シンヘリオンの共同創始者であるフィリップ・ファーラー最高経営責任者(CEO)は、「当社の次世代カーボンニュートラル太陽光ケロシンは、経済的にも環境的にも化石燃料に代わる実用的な代替燃料だ。スイス国際航空とルフトハンザのコミットメントは、われわれの太陽光燃料に対する航空業界の強い関心を裏付けている」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab