エアライン — 2022年3月1日 16:51 JST

ANA、総合職とパイロット新卒採用 CAは見送り、23年度入社

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 ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)は3月1日、2023年度入社の新卒採用を始めたと発表した。グローバルスタッフ職(旧総合職)の事務職と技術職、運航乗務職(自社養成パイロット)、エキスパートスタッフ職(障がい者採用)の4職種で、客室乗務員の採用は2021年12月の発表通り見送る。

 採用予定人数は事務職が30人、技術職が25人、自社養成パイロットが未定、障がい者採用が若干名。いずれの職種も2022年度卒業見込みの人に加え、2020年度と2021年度に卒業した人も対象にする。

—記事の概要—
グローバルスタッフ職
運航乗務職
エキスパートスタッフ職
*JALの新卒採用はこちら

グローバルスタッフ職

23年度の新卒採用を実施するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 グローバルスタッフ職は事務職と技術職とも、4年制大学または大学院を2019年4月から2023年3月までに卒業・修了、または見込みの人が対象。学部学科は、事務職は不問、技術職は理系学部学科としている。入社予定日は2023年4月1日。

 ANAのウェブサイトでエントリー後、エントリーシートをウェブから提出する。提出期限は4月12日午後5時で、書類選考を通過した人は6月1日から面接が順次始まる。また、海外留学生と教育実習生のうち、希望者を対象に8月選考を実施する。

 事務職は主に活躍したいセグメントを選ぶ「セグメント別採用コース」と、入社時から特定分野の専門性を持つ人に早い段階で能力を発揮してもらう「専門採用コース」の2コースを用意。技術職はセグメント別採用コースのみとなる。

運航乗務職

 運航乗務職は、4年制大学または大学院を2019年4月から2023年3月までに卒業・修了、または見込みの人が対象。学部学科は不問で、入社予定日は2023年4月1日。

 選考は大きく3段階に分かれ、ステップ1はANAのウェブサイトでプレエントリー(基本情報入力)、エントリー(エントリーシート提出)を行い、ANAが実施するパイロット適性テスト「FCAT(Flight Crew Assessment Test)」を受検する。締切はプレエントリーが4月10日、エントリーはFCAT受検完了まで。

 FCATはANAグループがパイロット採用で取り入れている適性テスト。これまでにピーチ・アビエーション(APJ/MM)の2019年度入社から、ANAウイングス(AKX/EH)の2020年度入社から選考で用いられ、ANA本体は2023年度から導入。書類審査や適性検査、英語試験、面接、グループワーク、身体検査などが行われる。

 ステップ2はFCAT通過者を対象に、個人面接や航空適性検査(シミュレーター)による選考を実施。ステップ3はステップ2通過者を対象に、個人面接と英語コミュニケーションテストを行う。

エキスパートスタッフ職

 エキスパートスタッフ職は、障がい者手帳保持者で短期大学、4年制大学、大学院を2019年4月から2023年3月までに卒業・修了、または見込みの人が対象。学部学科は不問で、入社予定日は2023年4月1日。

 ANAのウェブサイトで「エキスパートスタッフ職」にエントリー後、エントリーシートをウェブから提出する。提出期限は4月12日午後5時で、書類選考を通過した人は6月1日から面接が順次始まる。

 障がい者手帳を持っている人は、グローバルスタッフ職(事務・技術)かエキスパートスタッフ職のいずれかを選択して応募する。

関連リンク
ANA採用情報
全日本空輸

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【お知らせ】
記事初出時にエキスパートスタッフ職のエントリーについて、[ANAのウェブサイトで「グローバルスタッフ職(事務)職」にエントリー後]と記載しましたが、ANAから「エキスパートスタッフ職」の誤りだったと弊社へ連絡がありました。3月4日にANAのウェブサイトの更新が完了したため、弊紙の記述も同サイトと同じ内容に更新しました。(22年3月4日 16:48JST)