travelmarket reportによると、米国トラベルアドバイザー協会(ASTA)の社長兼CEOはこのほど、米政府に対し入国前24時間以内の検査要件の廃止を訴えた。

米国では、オミクロン株の出現までは入国前72時間以内の検査を義務付けていたが24時間に短縮されており、ASTAはこれについて旅行産業の完全な回復を妨げる唯一最大の障壁だと批判。

そのうえで、政府が国民のワクチン接種を進めたいのであれば、ワクチン接種を条件とした検査免除をインセンティブとするべきだと呼びかけ。また、「ワクチン接種者は感染や重症化、死亡のリスクを大幅に下げ、自らすべきことを済ませたわけだが、検査はそれにも関わらず全員に課されている」とも訴えたという。