HOTEL NEWS RESOURCEによると、欧州旅行委員会(ETC)はこのほど、2022年に欧州各国を訪れる旅行者数についてコロナ前の80%まで回復するとの予測を示した。

世界が「ウィズコロナ」へと切り替えを進めれば旅行需要も急ピッチで回復するとの予測で、ETCのトップは「コロナとの共存方法を探り、各国は健康リスクの管理と移動の円滑化との間で適切なバランスを取らなければならない」とコメントしたという。

2021年の結果は2019年比62%減。国によって開きが出ており、37%減のクロアチア、39%減のフランス、40%減のモナコは回復が早い一方、フィンランドが80%減、チェコが81%減となったほか、ラトビア、エストニア、スロバキア、リトアニアも80%近い減少が続いている。