エアアジア・グループは2022年1月28日(金)、グループ持株会社の社名を「キャピタルA」への変更を正式に決定しました。エアアジア・グループが展開する事業が航空会社だけでなく、相乗効果のある旅行やライフスタイル全般に拡大する中、投資持株会社としてグループの新しいコアビジネスを反映させた名称です。
航空会社としては「エアアジア」ブランドを継続していきますが、2001年12月のチューンエア設立からこれまで約20年にわたる事業で蓄積したデータの活用、新たな技術の導入で事業を多角化して行きます。コロナ禍を受けエアアジア・グループはその多角化戦略を加速し、今回の社名変更に至りました。
グループを統括するキャピタルAは、航空会社に加え、ワンストップのデジタル旅行、ライフスタイル・サービス・グループへと事業を拡大します。格安航空会社(LCC)としての成功をベースに、展開する事業すべてに低コストで最高の品質を提供する幅広い事業を展開します。
この事業を支える取り組みとして、格安フライトや旅行、食品、小売り、eコマース、食事デリバリー、配車サービスなどアプリを通じて、非日常から日常までライフスタイル全般に取り組んでいます。現在、アセアン地域の7億人へアクセスできるアプリとして、各事業の確立や拡大を目指しています。なお、キャピタルAの航空事業でも拡大に取り組んでおり、LCCに加え、航空貨物を含むロジスティクスベンチャーのテレポート(Teleport)を立ち上げており、貨物専用機の運航も開始しています。